オーストラリアへのインド人留学生激減

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カレーバッシング「失敗」…豪でインド人留学生が激減
2009.12.30 21:20

【シンガポール=宮野弘之】オーストラリア政府観光局は30日、同国で学ぶインド人留学生数が、2010年は今年よりも20%以上減少し、留学生関連事業の収入も09年より6900万ドル(約63億円)以上、減るとの予測を発表した。

オーストラリアの白人の若者がインド人学生を狙う「カレーバッシング」と呼ばれる暴力事件が頻発したことが影響した。観光客数は10年には4・3%増が予想されるなかインド人学生の減少が目立つ。インド側が人種差別と反発した暴行事件はオーストラリアにとって高くついたようだ。

政府観光局の観光予測評議会は、10年のインド人留学生数は今年より4000人減り09年比で21%減と予測。同年は対前年比35%増だったので大幅な減少だ。AP通信が伝えた。

インド人学生に対する暴行は主にメルボルンやシドニーなどオーストラリアの都市部で発生、地元の若者数人がグループでインド人留学生を襲い、パソコンを奪ったり、ドライバーで刺したりした。警察によると、ほとんどが「愉快犯」といい、合言葉は「レッツゴー・カレー・バッシング」だった。

とくに4月以降は毎月平均40件にも上り、これに抗議する大規模デモがインドで行われたため、シン首相がオーストラリアのラッド首相に電話で早急な対応を求めるなど外交問題にまで発展した。

オーストラリアの留学生関連の教育産業は、石炭、鉄鉱石に次ぐ規模で、07~08年の売り上げは約100億ドル(約9200億円)に上る。

インドで臓器密売ビジネス

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被災地は今:インド洋大津波から5年/上(その1) インド、臓器密売ビジネスが横行

「腎臓1個を提供すれば15万ルピー(約30万円)払うと仲介人に約束された」

04年12月のスマトラ沖大地震に伴うインド洋大津波に襲われたインド南東部タミルナド州で、被災者の困窮につけ込んだ臓器密売ビジネスが横行し、社会問題となっている。特に標的となっているのは女性たちだ。

「腎臓は一つなくても大丈夫」。32歳の女性は今年8月、知人の女性が連れてきた見知らぬ男にこう持ちかけられた。知人も「私も腎臓を売ったけど、健康そのもの」と笑った。

10歳の子供2人と夫の4人暮らし。夫は津波で舟を失い、工事現場で働いている。しかし、海しか知らない夫はストレスを抱えて酒量が増え、収入も3分の1以下に。政府は津波犠牲者1人につき10万ルピー(約20万円)を支給したが、家族は無事で対象外。闇金融から月1割の利子で3万ルピーを借りたが、利息の支払いに追われ、食費にも困る日々が続いていた。

9月に腎臓を売った25歳の女性の場合、借金取りから「腎臓でも売れ」と言われた翌日、自宅を訪ねてきた女に密売を誘われた。タイミングのよさに不安を覚えたが、「死ぬわけではない」と飛びついた。

2人は、わらにもすがる思いで腎臓を売った。しかし、退院後に仲介者から支払われた報酬は、約束額を大幅に下回る7万円前後だった。

34歳の女性は、4年前に腎臓を摘出した縫合跡に痛みが走る。仲介人は「(治療費が無料の)公立病院に行けば密売が露見し、刑務所行きだ」と脅し、連絡を絶った。「摘出前に病院で署名した文書には移植相手としてインド人の名前があったが、外国人に移植されたはず。同じ病棟には多くの外国人が入院しており、看護師が『腎臓病に苦しむお金持ち』と耳打ちした」と語る。

インドの臓器移植法は家族間しか腎移植を認めていない。外国人への移植は違法行為にあたる。病院側は取材に「腎移植は合法的に行っている」としているが、被災地でまん延する臓器取引には大掛かりな密売組織の関与も指摘されている。

タミルナド州で女性や子どもの権利向上に取り組む非政府組織(NGO)「CHES」のマノラマ代表(55)は、これまでに200人近くの臓器提供者を把握。「以前はわずかだった臓器密売が津波後に爆発的に増え、被災地全体で1000人を超えている可能性がある」と指摘する。

新興国インドは津波被災国で唯一、国際支援や国連に頼らない「自力復興」を宣言した。しかし、政府には被災地を見渡して事業の過不足を調整する国連のような機能がなく、復興資金の使途をめぐる不正もあった、とマノラマ氏は言う。「臓器密売は政府の不手際が助長した貧困が背景にある。被災地では子供を狙った性的搾取も多発している。被災者を食い物にしようと内外から集まる人間を摘発する国際的な取り組みが必要だ」【タミルナド州で栗田慎一】

ニールセン初の「インドの富裕層」調査

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ニールセン、インドの富裕層を対象にした調査結果を発表

2009年10月15日-東京発:ニールセン・カンパニー合同会社(本社:港区白金台/職務執行者 シンディ・シン)は、「ニールセン・インド富裕層調査」 の結果を発表しました。今日のインド社会における富裕層の実態を明らかにする初の調査です。当調査は、インドの主要35都市、18,250人以上の富裕層を対象とする近年で最も大規模の調査となります。これまで実態把握が困難であったインド富裕層のライフスタイル、メディア消費動向を分析するために実施されました。

「ニールセン・インド富裕層調査」は、インド富裕層によるマスメディアの利用動向をカバーしており、媒体にはテレビ、印刷媒体、ラジオ、映画、オンラインが含まれます。さらに、インド富裕層のスポーツジムの会員動向、買物頻度と消費額のほか、多岐にわたる消費財カテゴリーの購買動向、ライフスタイルについても調査しています。

「ニールセン・インド富裕層調査の実施目的は、インド富裕層のセグメント及び実態に沿った概算人数を算出すること、また更に、彼らのメディアの活用動向や消費行動を分析することにありました。これまでインドの大衆を対象とした調査は実施されてきましたが、富裕層に絞った調査は今回が初めてです」と、ニールセン・カンパニー, 南アジアのマネージング・ディレクターであるパーサ・ラックシット(Partha Rakshit) は述べています。

社会階層を分類する上での主要因子は、収入や子供への教育投資などがありますが、これらに基づく調査では消費行動を十分に把握することができません。そこで、当調査では各世帯のライフスタイルと耐久消費財の所有状況に基づき、「富裕層」を定義するという新方式を採用しました。ライフスタイルのマッピングで考慮した変数は家事手伝いの雇用状況(メイドや運転手)、休日の海外旅行の有無、外食習慣です。耐久消費財では、ノート型パソコン/デスクトップ型パソコン、エアコン、自動車、テレビ、電子レンジ、洗濯機の所有状況、また家庭内でのインターネット利用者数及びその接続方法を調査しました。

これらライフスタイルと耐久消費財の所有動向のマッピングから、富裕層には「上級の中産階級」、「最上級の中産階級」、「富者」という3つの階層があることが明らかになりました。当分類は、自動車、コンピューター、液晶テレビの所有状況と、海外旅行の有無に基づいたものでした。
当調査結果から、インドには総計で250万人の富裕層がいることが明らかになりました。

「上級の中産階級」層に属する220万人は、各世帯で自動車やパソコンを所有する一方、液晶テレビを持たず、海外旅行をしません。そして、「最上級の中産階級」層の20万人は、自動車、パソコン、液晶テレビを所有しますが、海外旅行をしません。「富者」層の10万人は、自動車、パソコン、液晶テレビを所有し、さらに海外旅行をします。「ニールセン・インド富裕層調査」の結果は、メディア・プランナーや出版社、広告代理店、そしてとりわけ消費財メーカーのマーケティング活動において有益な情報となります。また、インド国内ではデリーが最も裕福な都市にランクし、それにバンガロールとグレーター・ムンバイが続いています。

「ニールセン・インド富裕層調査では、各世帯のライフスタイルと耐久消費財の所有状況に基づき、『富裕層』を定義づけました。正確な所得や教育費など実態把握が困難な社会階層区分では、我々が調査したいコンシューマーを特定することは困難であったため、今回の富裕層セグメントを判別するため、より具体的な指標が必要だったのです」と、パーサ・ラックシットは説明しています。

■富裕層のライフスタイル

ニールセンの調査データによると、富裕層家庭では6割の世帯が核家族であり、4分の1の世帯が年配者と同居しています。約半数近くの世帯には、給与所得者が2名以上います。富裕層の約半数が英語で教育を受けていますが、家庭内では現地のインド語を使用します。10人中の9人の富裕層は自宅を所有し、4分の3は全自動洗濯機を持ち、約5人に2人はホームシアターの設備と
システムキッチンを所有しています。

富裕層の約4分の3が英字新聞を好んで購読する一方で、10人のうち9人は、テレビを地域言語で視聴しています。5人に3人以上が外で映画を楽しみ、半数以上は家庭でインターネットを利用します。ラジオの利用については、特に「富者」層の間で盛んであり、ラジオを毎日聴いている「富者」層が、他の「上級の中産階級」層や「最上級の中産階級」層を上回っています。映画の鑑賞頻度も、「富者」層が他の富裕層を上まわっています。富裕層の間で雑誌はあまり読まれておらず、10人中6人以上が雑誌を読んでいません(グラフ1)。

*「【グラフ1】インド富裕層のメディア消費動向」は添付の関連資料を参照。

「ニールセン・インド富裕層調査は、インド社会における富裕層のメディア消費動向について深く掘り下げた調査を行っており、多岐に渡る消費パターン情報を提供しています。このため、企業のマーケティング担当者が製品戦略やメディア・プランを立てる際に欠かせない重要な情報源となります。さらに、レポートに含まれる人口動態とライフスタイルに関する情報は、高い可処分所得を持つインド富裕層を、自社製品の購買ターゲットとするマーケティング担当者にとって、大いに役立つことでしょう」と、パーサ・ラックシットは述べています。

インド富裕層は、スポーツジムでトレーニングし、スパやサロンに行きます。10人に3人は月に一度はサロンもしくはスパを訪れます。また、富裕層の中では高級料理が好まれ、10人に8人は外食に出かけます。買い物が大好きであり、10人に9人が最新のショップで買い物をします。興味のあるアイテムは、靴、宝石、ハンドバッグ、サングラス、化粧品、香水、ペン、時計などです。

なお、世界的な景気低迷は、インド富裕層の消費習慣には大きな影響を与えていないことが明らかになりました。しかしながら、相対的に高級アクセサリーや旅行・休暇といった分野には出費を節約する傾向がみられます(グラフ2)。

ニールセン・インド富裕層調査のご購入に関するお問い合わせは、弊社コンシューマー・リサーチ(e-mail:JP_CR@nielsen.com/tel:03-5798-9353)までお願いいたします。

*「【グラフ2】世界的な景気低迷によるインド富裕層の消費習慣への影響」は添付の関連資料を参照。

■ニールセン・インド富裕層調査
ニールセン・インド富裕層調査は、インドの主要35都市、18,250人以上の富裕層を対象とする近年で最大規模の調査であり、インド富裕層のライフスタイルとメディア消費動向に関して調査・分析したものです。当調査では、富裕層を各世帯のライフスタイルと耐久消費財の所有状況に基づき、定義づけました。

■ニールセン・カンパニーについて
ニールセン・カンパニーは世界最大の情報・メディア企業で、マーケティング及びコンシューマー情報、テレビ等のメディア情報、オンライン情報、モバイル情報を提供しています。また、トレードショーの開催や業界紙(ビルボード、ハリウッド・リポーター、アドウィーク)を出版しており、各分野でリーダー的地位を確立しています。アメリカ・ニューヨークの本社を拠点とし、世界100カ国以上でビジネスを展開しています。詳細はホームページ(http://www.nielsen.com)をご覧ください。

インドのスラムの子供大学へ

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【鼓動2009】スラムから180人の子供が大学進学 NGOの支援で
2009.8.26 19:28

貧富と教育の格差が激しいインドの首都ニューデリーのスラムで暮らす約180人の子供たちが、地元NGO(非政府組織)「ASHA」の支援によってこのほど、国立デリー大学などへの入学を果たした。スラムからこれほど多くの子供が同時に大学へ進学するのは初めてだという。中でもこのうちの4割は、親に教育の機会を奪われることもある「重荷」とされる女子だ。夢の大学生になった子供たちは「将来は家族を貧困から救い出す」と誓いながら、大学で勉強できる喜びをかみしめている。(ニューデリー 田北真樹子)

□  □

8日夜、ニューデリー市内で開かれたASHAの進学祝賀会。チダムバラム内相など約300人を前に、新入生を代表して壇上で堂々とスピーチする小さな女子学生がいた。ビーナ・クマールさん(19)だ。身長150センチほどの彼女は、台に乗って届いたマイクに向かってこう語った。

「インドの女の子たちに伝えたい。恐れなければ困難は克服できるということを」

ビーナさんはニューデリー南部カルカジ地区にあるスラムに住む。ここには4万人が暮らしているという。ブロックやビニールでできた家の間の狭い路地に入ると、悪臭が鼻をつく。溝の水は白く濁り、無数のハエがたかる。

ニューデリーには400万人近いスラム居住者がいるとされる。スラムではアルコール、シンナー中毒、家庭内暴力などが日常のことで、ビーナさんの家庭も例外ではない。

家族は本人を含め5人。父親はアル中で、暴力をふるうこともある。母親の刺繍(ししゅう)で生計を立てているが、月に4000ルピー(1ルピー=約2円)を稼げればいいほう。食事を1日3度とれない日もある。

高校生になると、両親から「勉強をあきらめて、母親の仕事を手伝え」といわれた。学校を中退させられて働きに出たり、結婚させられたりする友達も出てきた。12年生(日本の高校3年生に相当)になって、また両親から勉強をあきらめろといわれ「ショックで何日も食事がのどを通らなかった」という。そんなビーナさんを支え、両親を説得したのがASHAだった。

ASHAは1988年にニューデリー出身の女医、キラン・マーティンさんが立ち上げた。ニューデリー市内約50のスラムで、衛生・保健事情の改善や女性の地位、教育の向上などの活動を行っている。地元政府や日本を含む外国からの支援、寄付金が活動を支える。子供の高等教育への進学を支援する試みは昨年始まったばかりだ。

インドでは大学入学のための全国共通テストの結果が、「人生の方向性を決定づける」(マーティンさん)。それだけに、有名大学への入学を目指す富裕層の子供は塾や家庭教師を雇って猛勉強する。しかし、スラムの子供たちは教科書さえ買えない。ASHAは、教科書を買い与え、過去の試験問題集や参考書を提供し、塾同然のワークショップも開催して支える。

ASHAの支援を受けながら、ビーナさんは学校から戻って家事をこなし、夜10時ごろから午前2、3時まで勉強した。朝6時半には起きて、家事を済ませてから登校する毎日だった。そうした努力が実り、今夏からデリー大学の文学士課程で学んでいる。家族では初めての大学進学者だ。

インド全体では、大学進学率(2005年度)は男子13.54%、女子9.35%にとどまる。ビーナさんのような低カースト層でスラム出身者ともなると、進学する者はわずかだ。

ASHAの支援を受けた子供たちの場合、学費を含め1人当たり年間6000~1万ルピーかかる。スラムの1世帯当たりの収入はというと「月2000~5000ルピー」(マーティンさん)で、学費の捻出(ねんしゅつ)は難しい。経済的な問題はもとより「親の考え方を変えることが最大の難関」(同)でもある。

「家族の“重荷”だった女の子だって、あと数年すれば成功する。彼女たちは先駆者です」と、マーティンさんは誇らしげだ。ビーナさんに将来について聞いた。

「世の中から尊敬される人になりたい。そして家族を貧困から救い出したい」

海外留学生1位の中国と2位のインド

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【インド】留学生送り出し世界2位のインド
2009年08月18日 06:43更新

インドの留学ブームが、世界的な景気後退の影響を受けていない同国に、また世界的な記録をもたらした。

インド外務省によると、約50万人のインド人留学生が、海外の大学等の学部課程、修士課程、博士課程そしてホテル経営や映画関連の専門課程で学んでいる。インドの海外への学生送り出し数は、世界第2位。トップは、同じくアジアの国である中国だ。
同省のデータは、興味深い事実を示している。
インド人留学生は、世界中の約55カ国で学んでいる。これは、米国や英国、オーストラリアなど人気の留学先だけでなく、カンボジアやアイスランド、スロベニアなど教育分野でそれほど知られていない国々も含まれている。

米国は依然として、世界中の学生から最も望ましい留学先とみられている。約10万人のインド人学生が、ソフトウェアや工学を含む、さまざまな教育課程へ進んでいる。
米国に次いで、英国やオーストラリアが世界中から学生を引き寄せている。

インド外務省によると、インド人留学生の数は同省のデータよりも多いとみられる。インド大使館に登録せず、関心のある国に直接入学許可を得ている学生が多いからだ。

ユネスコ(国連教育科学文化機関)の2007年の統計が、移住と教育に関する興味深いデータを示している。同統計によると、世界中のさまざまな国から約280万人が、自国を去り留学している。

ユネスコの事務局長は、この世界的な留学ブームのさまざまな要因について、「新しい教育の提供者、例えば他の国々にサブキャンパスを持っているインターネット上の大学や、企業内大学などが、高等教育の新しいあり方を生んでいる。これは、受益者の要望に応えるものだ。また、これは通信技術などの技術の発展が成し得たものでもある」と説明している。

「スラムドッグ$ミリオネア」の子役におとり取材

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3千万円ってお金はこの子の父親にとって生涯目にすることもできないような大金なんだろうね。それくらいは誰だってわかるよ。これをちらつかせて、娘を売らないかと架空のおとり話で父親を騙した英国新聞の記者。父親より、この記者たちのほうがはるかに下劣で卑しいとと思うけどね。

「スラムドッグ」子役を父が身売り?英大衆紙おとり取材

2009年4月20日22時42分

【ニューデリー=高野弦】インドのスラム街に育った青年を主人公に描き、今年の米アカデミー賞で8部門を制覇し話題をさらった映画「スラムドッグ$ミリオネア」に出演していたインド人の子役の女の子、ルビナ・アリさん(9)を、実の父親が身売りに出そうとしていた、と英大衆紙が報じた。おとり取材でつかんだ特ダネだとしており、貧困につけこんだ取材手法に批判も出そうだ。

ルビナさんは実際にスラムで育ち、映画では、主人公の青年の初恋相手だったヒロインの子供時代を演じていた。19日付の英紙ニューズ・オブ・ザ・ワールドによると、アラブの富豪の代理人になりすました同紙の記者に対し、父親らが20万ポンド(約2900万円)で養子縁組を持ちかけた。

同紙によると、父親は「私と家族、この子の将来のために何が最善かを考えなければならない」と語り、養子縁組の対価として20万ポンドを要求した。同席したおじが「この子はオスカーを受賞した特別な子」と主張して、価格を当初の4倍につり上げたという。

同紙は事前に「父親が、中東の富豪から養子縁組の申し込みを受けたが、もっと高い身売り先を探し始めた」との情報を得て、おとり取材を始めたという。

これに対し、父親らは地元メディアに「娘を売る意思は全くない」として、報道を否定している。

「スラムドッグ」は、スラム育ちの青年がクイズ番組で次々と正解し、億万長者のチャンスをつかむまでのストーリーを描いた。

インドスラム街の「ファイナルアンサー」とは

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ぜひ見てみたい映画だね。インドの格差問題を取り上げたことがあったけど、スラム街の少年たちには這い上がるチャンスはあるのだろうか。この映画のテーマはまさにそこだものね。

【シネパラ】「スラムドッグ$ミリオネア」
2009.4.10 10:41

アカデミー賞で作品賞、監督賞など8冠に輝いた話題作が登場。驚異的な経済発展で世界から注目を浴びるインドの商都ムンバイのスラムで、むき出しの暴力や、秩序なき混沌(こんとん)にさらされながら生き抜く子供たちの生態がすさまじいエネルギーを放つ。

監督は英国出身の鬼才ダニー・ボイル。インドの独特なパワーを醸し出すため、多くの出演者を現地のスラム街でスカウト。徹底的にリアリティーにこだわった。

お話は、学校にも行ったことがないスラム出身の孤児ジャマール(デーヴ・パテル)が、日本でもおなじみのクイズ番組に、史上最高の賞金を狙って出演。身の危険と隣り合わせの生活、警察の不条理な尋問や、恋物語などを絡ませ描く。

ボイル監督は、アカデミックな知識より路上生活で体験から得た知識に勝るものはないという。ゴミの山に群がる子供たちの貧困や、誘拐した子供の肉体を傷つけ見せ物にしてしまうおぞましい社会を批判しつつも、明日の幸せを求めパワフルに闘う子供たちの姿に、幸運は自ら努力と根性で勝ち取るものだと訴える。主人公のすべてをかけた人生の「ファイナル・アンサー」とは…。(石山真一郎)

子供の貧困  インドでは

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子供の貧困問題が鮮明になってきている日本だけれど、IT立国インドも深刻だね。すごい格差だ。エリートたちは立派な大学を出て、どんどん海外に飛び出していくけど、大半の子供にはそのチャンスが与えられてない。どうやって底上げするかだろうな。まず小学校・中学校をたくさん作らないと。日本だってここまでくるのが大変だったんだから。

【インド】インドの貧しい子供たちに教育の権利を

2009年03月04日 12:46更新

インドのアルジュン・シン人材開発相は「2年間棚上げになっていた『教育の権利に関する法案』が今国会で通過する。待望の法案が通過したら、インド人全員の教育を受ける権利が保障される」と語った。

法案はすべての子供たちに無料で初等教育を提供することを義務化している。法案によると、教育を受けられない子供は権利の侵害を理由に政府を訴えることができる。

全ての人間には「生存する権利」が保障されてはいるが、「生存」とは動物のような生活を送ることではない。生活に尊厳がなければならない。人が生きていくのに必要な食料、住居、健康だけでなく、最低限の教育を受けられる権利も保障されなければならない。

統計によるとインド国民の約35%は読み書きができない。しかし、教育を受けた人の比率から逆算すると、本当の比率はもっと高い可能性が高い。今注目の教育法案が議会を通過すれば、インドの未来への一筋の希望の光になるだろう。

いくつかの州政府はすべての子供に教育を施す資金を拠出するのに積極的ではない。計画委員会のモンテーク・シン・アールワーリヤー委員長は「中央政府は教育を受ける権利を実現させるための資金まで払うことはできないし、払う必要もない。全国初等教育完全普及計画などの主要プログラムや、貧困層の児童に昼食を提供するプロジェクトなどを拡大していくべきだ」と発言している。中央政府が125億ルピー(約234億円)で州政府を援助する可能性もある。現在この問題について、官邸、計画委員会が話し合っている最中だ。

アールワーリヤー委員長はもっと現実的になる必要があるだろう。この法案が施行されれば教育の質が大きく変わる。その上、政府は「国民全員に教育を」の方針をないがしろにしているという批判を払拭できる。

法案によって教育改革が一晩で行われる訳ではない。当然それ相当の時間はかかる。しかし、まずは第一歩を踏み出さなければならない。この法案を通過させるかどうかは政党の良心、ビジョンにかかっている。

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