中国から米への投資永住権申請倍増

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米国への投資によるグリーンカード申請者が倍増―中国

2009年12月29日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカの中国語版サイトは、09年に米国への投資によるグリーンカードを申請した中国人の数が、昨年比で2倍近くの1000人以上に達したと伝えた。

記事によると、中国の政府系メディアや一部のネット上では、米国への敵対視の風潮が相変わらず強いものの、一方で政府幹部は子供を続々と米国へ留学させており、中には家族全員を米国へ送り出して自分一人だけが中国に残る「裸官」と呼ばれる状態の高官さえいるという。

中国の富裕層が投資によってグリーンカードを取得するケースも急増している。投資によるグリーンカード(EB-5投資永住権)取得について、北京因私出入境中介機構協会の斉立新(チー・リーシン)会長は「個人資産が1000万元(約1億3500万円)を超えて初めてEB-5投資永住権取得に必要な費用がまかなえる」と語り、09年の中国人のEB-5投資永住権への申請者数が1000人を超え、約500人だった昨年比で2倍近くになっていることを明らかにした。

斉会長によると、EB-5投資永住権は米移民局が外国人投資者に向けて設立した制度で、申請者は米国のプロジェクト或いは失業率の高い地域へ最低 50万ドルの投資をして、初めてグリーンカード(永住権)を取得できる。中国人のEB-5投資永住権申請が増加している理由は、子供の教育のため、自身の老後を福祉の行き届いた国家で過ごすため、より多くの投資チャンスを掴むため、などが多いという。

記事では、「米国への留学やグリーンカード申請が急増しているこうした風潮は、政府がいかに意識付けしようとも、社会制度の優劣について、国民が自らの態度で一票を投じていることの現れである」と指摘している。(翻訳・編集/HA)

中国で教育費の負担増大

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7割の家庭が「教育費負担重すぎ」、月間支出の4分の1に及ぶ家庭も―中国

2009 年11月9日、重慶晩報によると、中国国家統計局は、学齢期の子女を持つ家庭の7割が「教育費の負担が過大」と感じているとの最新統計を発表した。教育に関わる費用には、学習塾などの補習費、学区外の越境入学者や一般募集枠以外の入学者から徴収する学校志望費、宿舎費、生活費が含まれる。

調査対象となったのは黒龍江省16県・市の1220世帯。調査対象は職業・学歴・年収の3分野において各階層が均等に分布するよう選ばれた。職業は国家機関や党組織勤務、国有企業勤務、民間企業勤務、自営業者など多様性を持たせた。また、学歴でも中学卒業以下から大学卒業までを網羅。中学校卒業以下の対象者は15.3%で、その他は高校・大学・高等専門学校卒業者から抽出した。さらに、年収面では2万元(約26万円)以内の対象者は26.8%、2 万元~3万元は35%、3万元~4万元が21.5%、4万元以上が16.7%という割合に設定した。

結果、70%の対象者が教育費の負担が過大だと考えていることが明らかになった。調査によると、毎月の教育費の平均は600元(約7900円)以内が37.4%、600元~800元が23.8%、800元~1000元が18.9%、1000元以上が19.8%。毎月の平均支出のうち、4分の1が教育費に使われるという家庭もあるほどだ。

専門家は「この問題の解決には政府による教育への支出を増額し、無駄な徴収を防ぐこと。また、各家庭に対しては、教育資金について計画的に貯蓄するよう指導することも必要だ」と語る。「同時に、低所得層には政府の支援額を増加し、就学難の問題解決を行うべきだ」とも話した。(翻訳・編集/小坂)
2009-11-11 16:01:22 配信

「クレしん」臼井氏の悲報に対する中国メディアの反応

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「一路走好!」~『クレヨンしんちゃん』の作者逝去に関する中国の熱い報道

9月21日、『クレヨンしんちゃん』の作者である臼井儀人さんの逝去が確認された。中国のメディアでは失踪の時点から始まって、刻一刻と新情報が伝えられ、ネットや新聞だけでなく、CCTV(中央電視台)までが、その進展を追った。中には事故現場における断崖絶壁の写真を載せて、「自殺かもしれない」という憶測までが報道された。

しかし、21日に、発見されたご遺体が、まちがいなく作者のものであることが判明すると、どのメディアも作者の逝去を惜しむ声に満ち溢れた。

中でも私を感動させたのは、「一路走好!」という哀悼の言葉だ。

中国語の「走」は「歩く」という意味で、「好」は「良い」という意味。したがって「一路走好」は「(あの世にいらした後の)人生がどうか素晴らしいものでありますように!」ということを指す。「ご冥福を祈る」(祈冥福)と内容的には同じと言えば同じだが、言葉のニュアンスが異なる。故人を愛し、自分に非常に近い存在として慈しみ、かつ敬愛する心が込められているのである。

実際、日経ビジネスオンラインの連載(2007年10月24日、「クレヨンしんちゃん」にハマる中国の母娘 )でもご紹介したように、中国における『クレヨンしんちゃん』の人気には絶大なものがある。特に中国の場合は、お茶の間に流す画像として好ましくない場面にはモザイクが施してあるので、大人も安心して子供に観せることができ、まさに親子ともども笑い転げながら鑑賞し、また若い女の子たちはまるで自分の将来の子供を可愛がるような気持ちで「しんちゃん」を愛した。

大手メディアもネットも大量に報道

中国語では『クレヨンしんちゃん』は『?筆(ラービー)小新(シャオシン)』と訳されている(筆は簡体字表記)。「?筆」とは「クレヨン」、「小」は子供の名前や自分より年の若い者の名前の前に付けて親しみを込めて呼ぶときに使う場合が多く、「小新」は「可愛い新ちゃん」というニュアンスである。

その熱の入れ方の詳細を記すのは至難の業だが、いくつかの例を引くなら、たとえば「人民日報」電子版である人民網(網はネット)では、娯楽チャンネル、メディア・チャンネル(「中国新聞網」からの転載)、bookチャンネル(「広州日報」からの転載)というように、30分から数時間という非常に頻繁な間隔で「?筆小新」の作者に関する新しい記事を載せ、21日の時点で「人民網」だけで200項目以上の記事を見つけることができた。

紙ベースでも多くの新聞がこの訃報を大きく扱い、「北京晩報」(夕刊)では「世界新聞」(世界のニュース)の頁で紙面半分を割いて扱っており、北京の「京華時報」でも紙ベースで報道したものを京華網というサイトに載せ、それがつぎつぎに転載されている。

また人民網にも転載された「広州日報」(紙ベース)に載っている『クレヨンしんちゃん』のアニメ画像の下には「網友哀悼:臼井已去,小新再无新作」(ネットの友達から哀悼を表する:臼井さんは既に去ってしまった、「小新」(可愛い新ちゃん)の新作を見ることはもうできない)というキャプションが付いていた。
ウェブに溢れた哀悼の声

「中国新聞網」は9月21日、「ありがとう!どうか一路走好」というタイトルで、作者への網友たちの哀悼の思いを、次のように述べている。

――超人気漫画<?筆小新>の作家・臼井義人氏の逝去が伝わると、網友たちは深い悲しみに包まれ、心痛を表した。多くの網友たちはみな一斉に「新?走好」と言いながらたくさんの書き込みをしてくれた(筆者注:「新?」とは「新ちゃんのお父さん」という意味)。

多くの80后(1980以降に生まれた若者)たちは皆、<?筆小新>を観て育ってきた。小新は悪ふざけが好きで小利口で、いつも小ずるく言い逃れをして、しかもちょっとエロっぽくて、中国の格式ある教育から言うと、とても容認できるものではないかも知れない。でも、漫画の中のこういう子供を観ている者たちは、泣くに泣けず笑うに笑えない気持ちで、小新を愛してきた。

作者の臼井さんが逝去したという知らせが走ると、ネットには激しい衝撃が走り、網友たちは大量の書き込みを通して反応し、みな最初は「そんな情報は嘘だ、でたらめだ。彼が死ぬなんてことがあっていいはずがない」と否定したが、しかし、それが動かぬ事実であることを知ると、今度はその死を惜しみ、高らかに「新?走好」と叫んで、臼井さんが小新を創り出してくれたことに感謝する言葉を書き込んだ。

ある網友は次のように書いている。

「私の素晴らしかった少年時代は、あなたがいたからこそあったのです。あなたが行ってしまった今、私はいったいどうすればいいのでしょうか。あなたを永遠に忘れない。どうか天国で小新を見守っていてください」

またある者は、苦しみと感謝を次のように訴えている。

「私の?筆小新、あなたは私とともに人生を歩んできてくれました。あんなに気が狂ったみたいに買い漁ったあなたのDVD、そしてテレビで放映されるたびに録画した画像。かつてあんなに狂おしいほどあなたを観るために深夜まで起きていて母親と喧嘩した日々。今日までありがとう、小新! たしかに今はもう大きくなって、以前ほどはあなたを観なくなったけど、でもあなたは私の脳裏深くに刻まれ、私の心の中に生きています。ありがとう、親愛なる臼井義人老師! あなたは小新を創り出してくださいました。あなたの長い年月にわたるご苦労に感謝します。今はただ、あなたがもう一つの世界で、もっと美しい日々を送られることを祈るのみです」
キャスターが示した親愛の情

2009年9月21日、CCTV(中央電視台)は「朝聞天下」で朝の8時26分から2分半ほど、この件に関して放映したが、番組の最後に、ニュースキャスターが「一路走好!」と、親愛の情をこめて哀悼の言葉を述べた。心温まるものを感じたのは私一人ではないだろう。これ以外にもCCTV.COMには30個以上の番組が載っており、その中の多くはCCTV系列で放映されたものばかりだ。

北京にある清華大学の動漫サークルのメンバーの一人である張玉蛍さん(ナノテク専攻)からも、次のようなメールが来た。ほぼ原文そのままでご紹介する。

――「クレヨンしんちゃん」の作者失踪という第一報が入った瞬間から、若者の掲示板ではスレを立て、みんな祈るような気持ちで「どうか無事でいてほしい」という思いを必死で書き込みましたが、やっぱり残念なことになってしまいましたので、みんなはとっても悲しいです。

追悼文をネットに書き込んだり、クレヨンしんちゃんの漫画を読み直したり、それぞれが何らかの形で自分の哀悼の思いを表しています。

若者のみならず、クレヨンしんちゃんは三十代、四十代の人にも大人気なので、中国のマスコミの報道もいっぱいあります。CCTV1や南方週末とか、多くの報道がなされましたが、中でも驚いたのは、CCTV1が日本漫画家を報道するのはこれが初めてで、前代未聞のことじゃないかなぁ、と思っています。

みんな、こんなに熱い思いを持っていたから、まだ死者の正体が確認されていない時に、中国のマスコミではもう作者の臼井先生の死亡が確定したような無責任な記事を書いた者がいたので、ネットではみんながその記者に対する非難の声を浴びせました。それくらい、臼井先生には生きていてほしかったのです。

また同じ清華大学の動漫サークルの黄静波さん(航空工学専攻)からは

――「クレヨンしんちゃん」の作者が亡くなったということに関して、僕たちは日本の人たちと同じ悲しみを味わっています。中国のメディアでは、鳩山首相や酒井法子さんと同じくらい、いやそれ以上に大きく扱っていますが、これにより<クレヨンしんちゃん>がどんなに中国人から愛され、中国のファンたちが、どんなに作者の逝去を悲しんでいるかが分かるのではないかと思います。

というメールが届いた。
若者たちをひとつに結んだ

実際、中国の多くのサイトにアクセスすると、鳩山さんの訪米に関する記事と同じ程度の大きさで、「クレヨンしんちゃん」に関する記事が扱われている。

他の40数カ国においても同様の反応があったようだが、サブカルチャーの持つ力の大きさを、改めて知らされた出来事だった。私自身は子育てをしながら片手間に観たのにすぎないが、それでも思わず吸い込まれて家事の手を休め、子供とともに噴き出してしまったこともある。

中国の若者たちだけでなく、世界の若者たちを、言語と文化と民族を超えて一つに結んだ臼井氏の功績を讃えたい。そして私もまた一つになって、心からの哀悼の意をささげたい。

「新?、一路走好!」

中国で出産異常急増

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中国で出生異常数が急増、高齢出産や環境汚染が原因か
* 2009年09月16日 23:15 発信地:北京/中国

【9月16日 AFP】女性の出産年齢が高齢化し、環境汚染が深刻化している中国で近年、出生異常数が急増している。同国の国営英字紙チャイナ・デーリー(China Daily)が15日、報じた。

北京(Beijing)では、新生児1万人につき170人の割合で、先天性心疾患や口唇裂などの身体的異常が見られた。この数字は1997年の2倍近いという。

この報道は、北京市保健当局の統計をもとにしたもので、チャイナ・デーリー紙は診断技術の向上や出産年齢の高齢化が原因ではないかとしている。

さらに、国営誌「財経(Caijing)」の記事を引用して、環境汚染も原因の1つとなっている可能性があるとしている。

「化学物質や有毒物質の排出が両親の健康に影響を与え、新生児の健康にも影響が出ているのだろう」北京大学(Peking University)リプロダクティブ・ヘルス(性と生殖に関する健康)研究所のRen Aiguo氏はこう説明している。

チャイナ・デーリー紙によれば、中国のその他の地域でも出生異常数は増加している。広東(Guangdong)省では、2003年は1万人につき186人だったが、4年後には249人に増加。浙江(Zhejiang)省でも4年間で115人から約2倍の208人に増加している。

中国全土では現在、年間誕生する2000万人の新生児に4~6%の割合で出生異常が見られるという。(c)AFP

中国のネット世代の政治意識

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日本の政権交代は語っても、自国政治は語らない中国ネット世代たち

衆議院選挙は中国でも大きく取り上げられた。中央・地方の政府系新聞から、市民向けの新聞まで、その日ほとんどの新聞で1面で取り上げられ、中国で最も著名なインターネットのポータルサイトも政府系非政府系問わずこぞって衆議院選挙の結果を特設サイトで取り上げた。
大きく選挙を取り上げた中国の地方紙

メディアの編集の現場で働く中国人は20代30代が多く、ことインターネットメディアに携わるスタッフは、ネット世代だけあって20代が殆どだ。

ハイテク技術を吸収しやすいか否かは、文革の影響を受けた40代以上とそれ未満で大きく異なると言われている。前者は「断層の世代」とも呼ばれており、私企業、特に技術屋集団においては断層の世代の社員は非常に少ない。

一方30代以下はインターネット利用が盛んであり、すなわちインターネットの記事を読むのも、メールを送るのも、掲示板に書き込みをするのも殆どが若者である。

中国は3億3800万人(09年6月末時点)という世界一のインターネット利用人口を抱えるが、年齢別でみると、10代はその33.0%、20代が29.8%、30代が20.7%を占め、この世代だけで全体の83.7%を占めるのである。
日米同盟を維持する限り
親中にあらず?
ポータルサイト「網易」の衆議院選挙特設ページ

衆議院選挙の結果を最も事細かく紹介したのは、「新浪」「捜狐」「網易」などの非政府系のポータルサイトだった。つまり営利目的、もっといえば中国の若きインターネット利用者が多数閲覧するだろうことを想定し、これらサイトの若き編集者たちが衆議院選挙の速報をレポートし続け、政権交代が確かなものとなってからは民主党のマニフェストや対中国政策を詳しく紹介した。

ポータルサイトはしばしばビッグニュースに対し特設サイトを構えるが、附設したニュース感想掲示板の書き込み数などから見るに、衆議院選挙の特設サイトは過去の特設サイトと比べてかなり多くの人が訪れたようだ。

通常こうした特設サイトには、サイト利用者に対して選択肢式の簡易アンケートがあるものだが、中国の多くのサイトにアンケートはない。唯一TOMという中規模のポータルサイトが行っていた「民主党政権は中国に近づき米国との距離を置くと思うか?」という質問には、433票のうちの167票が「期待する」、216票が「期待しない」、50票が「興味がない」という結果となっている。ちなみに前述の新浪や網易クラスのポータルサイトだとその10倍を超える投票数がざらにある。

新浪や網易などでは、掲示板にそれぞれ1000を超える書き込みがあったが、その内容を見るに、大きく3つの傾向に分かれていた。日本や民主党や鳩山代表に対して祝うコメント、民主党に政権が移ろうが日本は相変わらず米国と密接(米国の属国という表現も多かった)だから何が変わるわけでもないというコメント、それに日本の話題というだけで脊髄反射したような日本製品不買を訴える反日コメントにAV女優の名前を列挙するコメントの3通りであった。どうもネット世代の中国人の一部は、日米同盟を維持しつつ親中というのは親中にあらずと考えているようである。

日本の政権交代に、少しくらいは自国の状況を照らし合わせるコメントがあるかと思いきや、全くなかった。中国のネット掲示板では、仮に書き込みが国情に不適合な内容であれば、掲示板管理人が該当の書き込みのみを消して「この書き込みは消去されました」と表示されるのが常である。とすると、書き込みがあって消されたというわけではなく、誰も自国のことに触れる書き込みをしなかったということである。
「共産党」の単語を「gcd」「共 産 党」
と書き換えるネット作法
若者でにぎわう中国のネットカフェ

筆者自身、公の場所で、中国の若者と政治の話題をすると口をつぐまれ、こと共産党という単語を口に出すと「シーッ!」と話を止められることがたびたびあった。そのときの話題は中国政府や共産党の悪口的な内容ではないのだが、中国の若者にとっては、とにかく単語を公の場所で出すこと自体が御法度のようである。

中国の若者と書いたが、中高年と話したときはそこまで抵抗されなかったのである。ネット上では、「共産党」という単語を含んだ文章・ページだと消される可能性があると多くの経験豊富なネット利用者は認識しており、「共産党」の単語を中国語の発音の頭文字をとって「gcd」と変換して記載したり、検索されないように「共 産党」とスペースを空けたり、様々な方法で対策をとっている。例えば政治的な単語とgcdの単語で検索すれば、検索結果として多数のページが表示される。

ただ明確に中国政府や共産党をどう表現すればNGというルールは、法律などで明確化されてはいない。今年、文化部や工業和信息化部(工業および情報産業部)や国家広播電影電視総局の中国政府各省それぞれが、WEBサイトとオンラインゲームと漫画とネット上の動画それぞれに「暴力的・ポルノ的・反政府的・その他法律に反するコンテンツの禁止」を通達している。とあれば、そうした内容の書き込みは削除される、というのが暗黙の了解であろう。

インターネット回線の契約、携帯電話の契約、ネットカフェの利用など通信サービスの契約には身分証明書が必要であり、変なことをすればその発信元が容易に割れる。
政治の話題には触れないことで
弾圧されずネットを楽しみたい

中国の若きネットユーザーの、中国政府へのスタンスが見えた事件が6月末にあった。6月には中国政府によるPC用フィルタリングソフト「グリーンダム」の強制インストール騒動があったのを覚えているだろうか。施行予定日の7月1日の前日に強制インストール施行延期の発表があったが、その少し前となる6月下旬にブロガーからブロガーへ「2009匿名ネットユーザー宣言(2009匿名網民宣言)」という記事が次々と転載された。
2009匿名網民宣言

各ブロガーが訴えるこの宣言の文章は長いが、要約すれば「政府はネットをコントロールしようと躍起だ。ネットユーザーは政治には興味ないし、政府に迷惑をかけようなんて誰も思っていない。だからネットユーザーのことは放っておいてほしい」という内容だ。

すなわち多くの中国ネットユーザーは、ネット上で政治や政府の話題には触れない、中央政府に難癖をつけないというお作法を自ら身につけ、その上でネットライフを楽しんでいるということだ。中国の政治や政府にあえて触れないことで、快適なネットライフを送ろうと考えているのだ。そう考えれば、日本への感想しかなかった衆議院選挙での書き込みも、至極当然な反応なのだ。

中国の婚活事情

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「増加する未婚男女」、深刻な結婚の経済事情―中国

2009 年9月2日、21世紀経済報道によると、旧暦の七夕にあたる先月26日、中国各地では大規模なお見合いパーティーが開かれた。こうしたイベントは毎週末のように行われており、中には未婚の子供を持つ親を対象にしたものも多い。あるメディアの報道によれば、現在、北京市の結婚適齢期を過ぎた独身女性は50万人に及んでいるという。

コロンビア大学の魏尚(ウェイ・シャン)教授はこうしたお見合いパーティーについて、「新居から結納品、披露宴など諸々の費用を支払う男性側の経済的負担はきわめて大きい」と指摘した。結婚にかかるコストが過度に高くなった結果、社会全体の貯蓄率にも影響を及ぼし、社会全体の消費率が長期にわたって低迷する原因にまでなっていると話す。上海市では披露宴の費用だけでも平均20万元(約270万円)もかかるという。

中国社会科学院人口研究所の専門家によれば、成人男女の未婚率は上昇を続けているが、特に男性に未婚の割合が多い原因については「80年代に男の子が増え過ぎたからだ」と指摘。さらに、女性の理想が高くなったことも男性側の負担を増す大きな原因だと話す。ある出稼ぎ労働者の男女のケースでは、女性側が男性側に6万元(約80万円)の結納金を請求したが、男性の年収が少ないため、6年間働きずくめでようやく結納金を貯めたという。

結婚にかかるコストの増加は、親の負担も増している。国際ブライダル博覧会の調べでは、北京や上海の若者が結婚する際、両親からの経済的サポートを受けている割合は80%に上るという。こうした背景のもと、子供の結婚のために貯蓄する親が増えているようだ。(翻訳・編集/岡田)

海外留学生1位の中国と2位のインド

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【インド】留学生送り出し世界2位のインド
2009年08月18日 06:43更新

インドの留学ブームが、世界的な景気後退の影響を受けていない同国に、また世界的な記録をもたらした。

インド外務省によると、約50万人のインド人留学生が、海外の大学等の学部課程、修士課程、博士課程そしてホテル経営や映画関連の専門課程で学んでいる。インドの海外への学生送り出し数は、世界第2位。トップは、同じくアジアの国である中国だ。
同省のデータは、興味深い事実を示している。
インド人留学生は、世界中の約55カ国で学んでいる。これは、米国や英国、オーストラリアなど人気の留学先だけでなく、カンボジアやアイスランド、スロベニアなど教育分野でそれほど知られていない国々も含まれている。

米国は依然として、世界中の学生から最も望ましい留学先とみられている。約10万人のインド人学生が、ソフトウェアや工学を含む、さまざまな教育課程へ進んでいる。
米国に次いで、英国やオーストラリアが世界中から学生を引き寄せている。

インド外務省によると、インド人留学生の数は同省のデータよりも多いとみられる。インド大使館に登録せず、関心のある国に直接入学許可を得ている学生が多いからだ。

ユネスコ(国連教育科学文化機関)の2007年の統計が、移住と教育に関する興味深いデータを示している。同統計によると、世界中のさまざまな国から約280万人が、自国を去り留学している。

ユネスコの事務局長は、この世界的な留学ブームのさまざまな要因について、「新しい教育の提供者、例えば他の国々にサブキャンパスを持っているインターネット上の大学や、企業内大学などが、高等教育の新しいあり方を生んでいる。これは、受益者の要望に応えるものだ。また、これは通信技術などの技術の発展が成し得たものでもある」と説明している。

「腐女子」「草食系男子」ー中国を席巻する日本文化

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日本の「草食男子」が中国を侵略?男性の中性化が問題に―中国
2009年7月24日、中国のポータルサイト「新浪」のブログページに「草食男子が中国人男性をますます中性化させる」と題した記事が掲載された。

現在、中国では日本文化による“腐食”が進行中。オタクから始まって、腐女子、ショタコンなど日本発祥の若者文化が中国の同年代の若者にもすんなりと受け入れられ、しかもそれがすでに低年齢層にも浸透している。

こうした日本文化の影響を最も受けているのは1985年生まれから1990年代生まれの若者たち。中国の女子高生にとって腐女子はファッションになっており、寝食を忘れてBL(ボーイズラブ)小説を読みふけっている。男子の場合は男らしさよりも外見の美しさを追求し、おとなしくて優しい「草食男子」が増えている。

サウナやエステで1日を過ごし、肌の白さを比べあう彼らは、年上女性と恋愛する人も多い。これについて心理学者は「草食男子が母性本能の豊かな年上の女性を求めるのは当然。年上の女性にとっても草食男子と付き合うほうがしっくりするはず」と説明している。(翻訳・編集/本郷)
2009-07-26 13:00:05 配信

中国で「漢字離れ」ーパソコンの影響か?

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漢字が書けない!!中国の若者に広がる「漢字忘れ」
2009/08/06(木) 09:33

パソコンを頻繁に使い、文章を読むことが減少しているため、中国の多くの若者の漢字を書く能力が急激に低下し、漢字を書き間違えたり書く途中で手が止まってしまうという状況も珍しくなくなっている。

上海で先日行われた「第1回全国大中小学生規範漢字大会」で、これまでの大会で許可していた繁体字の使用を改め、指定された詩文作品を書く際に造字や誤字があってはならないだけでなく、繁体字を使用してはならないことを参加者に要求した。

パソコンの普及により、鉛筆やペンを握り字を書く機会が減っている。従来の手紙は電子メールや携帯電話のメールとなり、日記はブログになり、公文書などはもってのほかである。多くの中国人は1年の間で署名を除けば、ペンを使って字を書くことなどほとんどないだろう。

漢字は英語の単語とは異なる。パソコンで文字を打つ際、多くの人がピンインで入力するが、ピンインと漢字は互いに独立したものである。漢字を直接入力する「五筆入力法」を使用しても、すべての字画や書き順まで知っている必要はない。こうして、多くの人は漢字の書き方を忘れてしまい、書いた字がどこかおかしかったり、書き間違えるということが頻繁に起こるようになった。

ある外資企業で働く男性は記者に対し、「仕事、勉強、生活どれもネットワーク化、電子化し、字を書くことが少なくなった。今は五筆入力法やピンイン入力の形式で覚えていても、書く時には忘れてしまうことが多い」と話す。

大学の専攻や職種も中国の若者の漢字忘れにつながっている。ある師範学校で英語を教える女性は大学で英語を専攻し、現在は英語の教師をしており、普段漢字を書く機会が少ない。

女性教師は取材に応じた際、「パソコンの使用が漢字忘れの原因の一つで、そのほかに仕事上何かを書くことが少なく、英語に接することが多いということもある。たまに何かを書くときもブログを書くくらいで、パソコンを使用する」と話した。しかし、彼女の交際相手は仕事で手を動かし字を書くことが多く、彼女のように漢字を忘れることはないという。

生活における大部分の情報と知識がインターネットからのもので、読書をする人が減っていることも漢字忘れや書き間違いを引き起こす原因となっている。女性は、「読書をすることが減ったために脳も少し『機械化』し、多くの漢字の書き方を忘れてしまった」と話す。

中国の義務教育では書き方を以前ほど重視しなくなり、一部の都市の小学校では漢字を書く授業すらなくなっている。上海ではまだ存在するものの授業時間は非常に少なく、多くの都市では小学校の教師に対する要求も低く、チョークで書くことに対し要求が少しあるだけである。

江西省上饒市の第六小学校で国語の教師は、「学校では書き方を学ぶ科目がなく、生徒の漢字の書き方は先生の要求と関係している。先生が注意すれば、生徒の漢字も良くなる」と考えている。

これについて中国の教育関係者は、子供たちに漢字の書き方を学ばせるには、まずは先生が学ぶ必要があり、師範大学の学生は「書き方」を必修科目にすべき だと強調する。多くの師範学校では学生に「三筆」(チョーク、毛筆、万年筆)で字を書くことを要求しているが、必修科目ではなく、多くの学生が練習したが らない。

数十年前、ボールペンは筆の使い方や文字を破壊すると考えられ、小学校の先生は生徒に使用を認めていなかった。しかし今では、習字の授業を除き、中国の学生は字を書く際にボールペンを使用するようになり、筆や万年筆を使うことが少なくなった。

学級担任も兼任する教師は、「私たちの学校は生徒に漢字を書くよう要求しているが練習しない生徒もいる。私は厳しいほうであり、生徒たちに漢字を書かせ、提出させているが、それでも提出しない生徒がいる」と話す。

練習をしたがらない学生は、練習を無駄だと感じており、現在はパソコンを使用し字を書くことができるため、漢字がうまく書けても書けなくても大きな妨げ にはならないと考えているようだ。このような状況を改善するため、上海市関連部門は2009年から中学校と小学校の書き方の授業を増やすことを発表した。

しかし、子供の漢字の練習を強化しても、成長し仕事に就いたときにパソコンを使い、文章を読むことが減れば、やはり漢字を忘れるという状況に陥るだろうという指摘もある。

パソコンを頻繁に使用し、生活において入手する大部分の情報や知識がインターネットによるもので、さらに読書時間も減っているため、漢字の書き方を忘れたり、書き間違えることが増えている。(おわり 情報提供:チャイナネット)

「腐女子」「草食男子」中国に上陸

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日本の「草食男子」が中国を侵略?男性の中性化が問題に―中国

2009年7月24日、中国のポータルサイト「新浪」のブログページに「草食男子が中国人男性をますます中性化させる」と題した記事が掲載された。

現在、中国では日本文化による“腐食”が進行中。オタクから始まって、腐女子、ショタコンなど日本発祥の若者文化が中国の同年代の若者にもすんなりと受け入れられ、しかもそれがすでに低年齢層にも浸透している。

こうした日本文化の影響を最も受けているのは1985年生まれから1990年代生まれの若者たち。中国の女子高生にとって腐女子はファッションになっており、寝食を忘れてBL(ボーイズラブ)小説を読みふけっている。男子の場合は男らしさよりも外見の美しさを追求し、おとなしくて優しい「草食男子」が増えている。

サウナやエステで1日を過ごし、肌の白さを比べあう彼らは、年上女性と恋愛する人も多い。これについて心理学者は「草食男子が母性本能の豊かな年上の女性を求めるのは当然。年上の女性にとっても草食男子と付き合うほうがしっくりするはず」と説明している。(翻訳・編集/本郷)

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