男児も「おままごと」
2010年2月25日
「もっと育児したい」乳幼児の父親
2010年1月1日
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乳幼児の父、「もっと家事・育児したい」が54% ベネッセ調べ
ベネッセコーポレーションは0~6歳の乳幼児を持つ父親を対象にした育児などに関する調査結果をまとめた。「家事・育児に今以上にかかわりたいか」という問いに対し、54.2%が「はい」と答えた。2005年に実施した同様の調査では47.9%で、6.3ポイント上昇した。育児休暇制度を利用したことがある人は3.9%で、05年から1.5ポイント上がった。
家事・育児の項目別では、「食事の後片付け」を週3日以上するという人の割合が33.1%で05年比4.3ポイント上がった。「子どもを寝かしつける」も28.6%で2.1ポイント上昇した。一方、「子どもと一緒に室内で遊ぶ」は4.1ポイント低下し42.7%。「子どもをしかったり、ほめたりする」も 63.5%と1.7ポイント下がった。
調査は8月にインターネットを通じて実施。首都圏に住む父親4574人を主な対象とした。(14:18)
保育園の民営化を問う地裁判決は?
2009年10月1日
Uncategorized 幼児, 民営化, 保育 コメントする
保育園民営化訴訟で原告の訴え却下 「権利侵害、著しくない」仙台地裁
2009.9.28 15:26
仙台市が10月から市立保育園2カ所を民営化するのは、保護者や園児の権利を侵害しているなどとして、保護者らが差し止めを求めた訴訟の判決公判が28日、仙台地裁で開かれた。沼田寛裁判長は「請求は訴訟要件を欠いており、不適法」として訴えを却下した。
判決で、沼田裁判長は「条例は市議会が審議を重ねて成立するもので、取り消し訴訟の対象に含まれるとはいえない」と指摘。その上で「市は2年以上前から説明会を開くなど、保護者の意向に配慮して計画を進めており、権利侵害が著しい状況とは認められない」と説明した。
訴訟をめぐっては、仙台市が昨年12月の市議会で保育所2カ所を廃止するよう条例を改正。今後、50カ所ある市立保育所のうち、約半数を10年以内に民営化させる方針を固めていた。
公判で、保護者側は「市が過去に民営化した保育所の総括・評価をしていない。性急なスケジュールによる保育主体の変更で、児童の成長発達に重大な悪影響を与える恐れがある」などと主張していた。
原告団の同市太白区、半田澄江さんは「裁判所には子供の目線に立った判決を下してほしかった。市に対しても怒りでいっぱいで、もっと命を大切にする自治体であってほしい」と話した。
同様の訴訟では、大阪府大東市の保育所民営化について、手続きの不備を認めて市に賠償を命じる判決が最高裁で確定した一方、保護者らの敗訴も相次いでいる。
おむつなし育児広がるか
2009年8月10日
Uncategorized トイレット, 幼児 コメントする
おむつなし育児:広がる 関連する翻訳本、相次いで出版 30代はサブカルとして認識
赤ちゃんをまめに「おまる」やトイレに座らせ、おむつに排せつする習慣をつけずに育てる--。そんな「おむつなし育児」の実践例を昨夏、くらしナビ面で紹介した。やがて、ブログやサイトでも取り上げられて言葉として定着し、この夏、関連本が複数出版された。いまや「おむつなし」は育児のトレンドになりつつある。【中村美奈子】
6月、米の翻訳本「おむつなし育児」(柏書房)が出版された。著者はライターのクリスティン・グロスローさん(40)で、3人の子に乳幼児期からおまるやトイレで排せつさせてきた。月齢別のノウハウや便利グッズ、短時間だけ実践する方法などを紹介している。
英語で「EC」(排せつコミュニケーション)と呼ばれる育児をこの本では「おむつなし育児」と訳した。訳者で、日本でのおむつなし育児の実践研究チームのメンバー、和田知代さん(47)は言う。
「ECは赤ちゃんの排せつの欲求を親が感じ取り、応じるプロセスです。トイレでできるかできないかは重要ではない。日本のお母さん方の実践とまったく同じ内容だった」
グロスローさんは日米の育児風土の違いに注目している。米国では便利さを重視する母親が多く、慣れるまでは手間のかかるおむつなし育児に否定的な見方が日本より強い。一方、日本では母子が密着し、おんぶや抱っこ、添い寝が欧米よりも一般的で、米国より好意的に受け止められているという。
今月19日に発刊予定なのが翻訳本「親子で楽しむ!おむつなし育児」(河出書房新社)だ。全体像がつかみやすく困った時のヒントも多い。著者のローリー・ブーケさんは米国のおむつなし育児の先駆者で1980年から普及に取り組んでいる。この翻訳でも「EC」「おむつなし育児」を同意語にした。
和田さんや三砂ちづる・津田塾大教授らの実践研究をまとめた「赤ちゃんにおむつはいらない」(勁草書房)は28日に刊行される予定だ。おむつなし育児を実践している保育園や母親の声などを紹介し、時代による移り変わりも見渡せる。
「親子で~」の訳者、望月美和さん(39)はおむつなし育児の広がりについて「何事も既成のものに満足しない30代の母親に、一種のサブカルチャーとしてウケているのではないでしょうか。大多数は今も紙おむつですが、時々おむつを外してみたり、自分でアレンジできる育児の選択肢になっています」と話す。
毎日新聞 2009年8月9日 東京朝刊
少子化対策PT「小児科医療の危機」を報告
2009年6月14日
Uncategorized 親, 子育て, 幼児 コメントは受け付けていません。
小児科医、産婦人科医の不足、過重労働が叫ばれて久しいよね。だけど一向に改善されてないみたい。今回の少子化対策プロジェクトチームはそんな小児科医療を取り上げている。
「コンビニ受診」って言うんだね。ちょっとした発熱や風邪でもとりあえず病院に駆け込もうとする最近の傾向。小児科医の過重労働の一因になっているという。だけどそれを非難するのは筋違いだと思うよ。
近くに相談できるベテランママがいない。緊急の時子供を預けられるような親戚がいない。そんな若い母親がおかれている現代の子育て事情に大きな問題がありそうな気がする。
少子化対策PT第9回:子どもの病気 親も医療現場も保育サービスも“危機”
少子化問題に取り組む「ゼロから考える少子化対策プロジェクトチーム(PT)」(主宰・小渕優子少子化対策担当相)の第9回会合が9日、内閣府で開かれた。「小児医療・周産期医療・病児保育」をテーマに、現状と課題を議論し、将来施策への提言について話し合った。PTメンバーは、NPOファザーリング・ジャパン代表理事の安藤哲也さん、経済評論家の勝間和代さん、第一生命経済研究所主任研究員の松田茂樹さん、日本テレビ解説委員の宮島香澄さん、東京大学社会科学研究所教授の佐藤博樹さん。このほか有識者として、「『知ろう!小児医療 守ろう!子ども達』の会」理事の高橋夏子さん、昭和大医学部産婦人科学教室主任教授の岡井崇(たかし)さん、病児保育事業を進める特定非営利活動法人(NPO)「フローレンス」代表理事の駒崎弘樹さんを迎え意見を聞いた。
冒頭のあいさつで小渕担当相は「子どもの病気(に付随する問題)にはどんな親も必ずぶつかる。私自身もそうで、うちの子はなぜか私が大臣になってから熱をしょっちゅう出すようになった」と明かした。
自らも1歳児を持つ高橋さん。小児医療について▽夜間救急は数時間待ち▽入院の必要がない患者が9割以上▽小児科医の不足・過重労働--と問題点を挙げた。子どもの体調がよくないととりあえず病院に駆け込み「コンビニ受診」と非難されていることについて、子どもを産んで初めて赤ちゃんをだっこする人が多い今、子どもの病気について知る機会がないため軽症か重症か判断できず、「とにかく心配だから受診する」という行動になると説明。「親の不安の軽減が小児医療現場の改善につながる」と述べた。子育て支援施策として「母親学級や産後の検診などの内容を見直し、子どもの病気など、今のパパ・ママに必要な情報を知らせる」ことを提案した。
岡井さんは、産婦人科医師数の年次推移や当直翌日の勤務有無などのデータを挙げ「日本の産科医療現場の危機だ」と訴えた。危機克服のためには、長期的なビジョンを持った国の施策が必要で、具体的には▽医療従事者の増加▽医療施設の規模・配置の適正化--などを挙げた。
病気になった子どもを保育するサービスを病児保育という。親のニーズが高いにもかかわらず、夏と冬では需要に差があり経営が安定しないなどの課題があり、なかなか数が増えない。また、地方自治体から補助金を得ようにも、開所時間やサービス提供地域などの縛りがあり、利用者のためのサービスが提供しにくい実態がある。駒崎さんは「国や自治体は、事業者の創意工夫を後押しするような姿勢であってほしい」と注文した。
小児医療・周産期医療について、「小児医療の改善は医師を増やすだけで対処できるのか」(松田さん)、「医療費の無料化は必要か」(宮島さん)、「自治体が変わらないのはなぜか」(佐藤さん)などの質問があった。岡井さんは、「日本の医療機関は規模が小さく効率が悪い。イギリスにみられるような『家庭医』がいない。医療費は無料ではなく少しは払った方がいい」などの持論を展開。
また、「病児保育をファミリーサポートセンターに委託できないのか」(宮島さん)という質問に駒崎さんは、「ファミサポの保育は、サービス提供会員の手の空いたときに2~3時間なら、というケースが多いのではないか。病児保育は丸一日、十数時間安全に看護することが求められるため、きちんと研修した専門スタッフの育成が必要だ」と述べ、病児保育は事業として取り組むべきだとの考えを示した。
少子化対策PTは、次回6月23日の第10回会合が最終回。これまでのPTで明らかになった課題や提案を「“みんなの”少子化対策」と題した具体的な提言としてまとめ、麻生太郎内閣の「骨太の方針」に少子化対策として盛り込んでもらうことを狙う。小渕担当相は「財源をきちんと確保するとともに、若者や子どもの目線で今の時代を見ていくよう訴えたい」と意気込みを語った。【浜田和子】
少子化対策PTの第9回会合に出席した(右から)「知ろう!小児医療 守ろう!子ども達」の会理事の高橋夏子さん、昭和大医学部産婦人科学教室主任教授の岡井崇(たかし)さん、NPO「フローレンス」代表理事の駒崎弘樹さん
少子化対策PTの第9回会合に出席した(右から)「知ろう!小児医療 守ろう!子ども達」の会理事の高橋夏子さん、昭和大医学部産婦人科学教室主任教授の岡井崇(たかし)さん、NPO「フローレンス」代表理事の駒崎弘樹さん
少子化問題に取り組む「ゼロから考える少子化対策プロジェクトチーム(PT)」(主宰・小渕優子少子化対策担当相)の第9回会合が9日、内閣府で開かれた。「小児医療・周産期医療・病児保育」をテーマに、現状と課題を議論し、将来施策への提言について話し合った。
PTメンバーは、NPOファザーリング・ジャパン代表理事の安藤哲也さん、経済評論家の勝間和代さん、第一生命経済研究所主任研究員の松田茂樹さん、日本テレビ解説委員の宮島香澄さん、東京大学社会科学研究所教授の佐藤博樹さん。このほか有識者として、「『知ろう!小児医療 守ろう!子ども達』の会」理事の高橋夏子さん、昭和大医学部産婦人科学教室主任教授の岡井崇(たかし)さん、病児保育事業を進める特定非営利活動法人(NPO)「フローレンス」代表理事の駒崎弘樹さんを迎え意見を聞いた。
冒頭のあいさつで小渕担当相は「子どもの病気(に付随する問題)にはどんな親も必ずぶつかる。私自身もそうで、うちの子はなぜか私が大臣になってから熱をしょっちゅう出すようになった」と明かした。
自らも1歳児を持つ高橋さん。小児医療について▽夜間救急は数時間待ち▽入院の必要がない患者が9割以上▽小児科医の不足・過重労働--と問題点を挙げた。子どもの体調がよくないととりあえず病院に駆け込み「コンビニ受診」と非難されていることについて、子どもを産んで初めて赤ちゃんをだっこする人が多い今、子どもの病気について知る機会がないため軽症か重症か判断できず、「とにかく心配だから受診する」という行動になると説明。「親の不安の軽減が小児医療現場の改善につながる」と述べた。子育て支援施策として「母親学級や産後の検診などの内容を見直し、子どもの病気など、今のパパ・ママに必要な情報を知らせる」ことを提案した。
岡井さんは、産婦人科医師数の年次推移や当直翌日の勤務有無などのデータを挙げ「日本の産科医療現場の危機だ」と訴えた。危機克服のためには、長期的なビジョンを持った国の施策が必要で、具体的には▽医療従事者の増加▽医療施設の規模・配置の適正化--などを挙げた。
病気になった子どもを保育するサービスを病児保育という。親のニーズが高いにもかかわらず、夏と冬では需要に差があり経営が安定しないなどの課題があり、なかなか数が増えない。また、地方自治体から補助金を得ようにも、開所時間やサービス提供地域などの縛りがあり、利用者のためのサービスが提供しにくい実態がある。駒崎さんは「国や自治体は、事業者の創意工夫を後押しするような姿勢であってほしい」と注文した。
小児医療・周産期医療について、「小児医療の改善は医師を増やすだけで対処できるのか」(松田さん)、「医療費の無料化は必要か」(宮島さん)、「自治体が変わらないのはなぜか」(佐藤さん)などの質問があった。岡井さんは、「日本の医療機関は規模が小さく効率が悪い。イギリスにみられるような『家庭医』がいない。医療費は無料ではなく少しは払った方がいい」などの持論を展開。
また、「病児保育をファミリーサポートセンターに委託できないのか」(宮島さん)という質問に駒崎さんは、「ファミサポの保育は、サービス提供会員の手の空いたときに2~3時間なら、というケースが多いのではないか。病児保育は丸一日、十数時間安全に看護することが求められるため、きちんと研修した専門スタッフの育成が必要だ」と述べ、病児保育は事業として取り組むべきだとの考えを示した。
少子化対策PTは、次回6月23日の第10回会合が最終回。これまでのPTで明らかになった課題や提案を「“みんなの”少子化対策」と題した具体的な提言としてまとめ、麻生太郎内閣の「骨太の方針」に少子化対策として盛り込んでもらうことを狙う。小渕担当相は「財源をきちんと確保するとともに、若者や子どもの目線で今の時代を見ていくよう訴えたい」と意気込みを語った。【浜田和子】
「言葉の虐待」が子供の成長を阻害する?
2009年6月8日
「言葉の虐待」が子供の成長に悪影響を及ぼす、ってことだよね。結論はとてもわかりやすい。でも、よく読めば疑問がいくつか。
たとえば、4~17歳の幼少期に親から連日「生きている価値がない」「死んだ方がまし」などと言われ続けた21人を実験台に使ったと書いてあるけど、本当にそんな子供たちを都合よく捜してこれるものなのかな。
しかも言葉の暴力を受けたかどうかは子供の判断でしょう。表現の微妙な違いもあるし。半ば冗談めかして言う場合もあるし。突っ込み所いっぱいって感じの研究だね。
親の暴言、子の発達を阻害 言語性知能が低い傾向
2009年6月6日感受性の高い幼少期に親から言葉による虐待を受け続けた人は、受けていない人より「言語性知能」の数値が低い傾向にある――。そんな研究結果を熊本大学大学院の友田明美准教授(小児発達社会学)が米ハーバード大と共同でまとめた。友田准教授は、19~20日に熊本市である日本小児救急医学会で報告する。
研究は18~25歳の米国人1455人から、家庭環境や家族の収入などの社会経済環境が同程度の男女40人を選び、4~17歳の幼少期に親から連日「生きている価値がない」「死んだ方がまし」などと言われ続けた21人と、言われなかった19人に分けて、知能検査と磁気共鳴断層撮影(MRI)検査をした。
その結果、言語性知能の数値は、言葉の虐待を受けなかった人が111~154だったのに対し、虐待を受けた人は94~140と低かった。虐待された人の脳は、言語で意思を疎通する部分の血管が膨らむなどの損傷があったという。
友田准教授は「言葉の暴力が脳の発達を阻害する可能性を示すデータ」と分析。今後は、日本人にも同様に調査し、虐待が脳の発達に与える影響を食い止める研究を進めるという。
友田准教授らは、幼少期に長期間、体罰を受けた人の脳が、受けていない人の脳より前頭葉の一部が最大約19%縮んでいるとの研究結果を08年に発表している。
児童虐待に詳しい関西学院大学人間福祉学部の才村純教授は「虐待の脳の機能面への影響を明らかにした点で興味深い。不安定な親子関係が続くと言葉の獲得が遅れ、論理的に物事を考えるのが難しくなることを一つのデータとして示した」と評価している。
足利事件で明らかになったDNA鑑定の進歩
2009年6月6日
Uncategorized 犯罪, 冤罪, 幼児 コメントする
4歳の女児が殺害された「足利事件」から約20年。証拠がほとんどないまま逮捕されちゃったわけだけど、その時の唯一の根拠が「DNA鑑定」。
皮肉なことに、この20年間の間に格段の進歩を遂げたDNA鑑定によって、今度は逆に「再審・無罪」への道が開かれたわけだ。
当時は機材もおそまつで、塩基配列の繰り返しパターンを調べるだけだったため、同じタイプが出現する確率は「1千人に1・2人」もあったという。警察庁で3年前から採用されている最新のDNA鑑定ではこれがなんと4兆7000億人に1人になたっとか。なんだ日本人を全部識別できるレベルじゃないかと。
それにしても、当時の「DNA鑑定」で有罪になった裁判はすべて洗いなおすべきだよね。
「一卵性双生児以外は分かる」 DNA鑑定のすごい中身
2009/6/ 5足利事件を再審・無罪にする可能性を大きくしたDNA鑑定。20年前の当時に比べ、何兆分の一ものすごい誤差の範囲で個人を特定できるというのだ。親子鑑定でも、本当の父親ではないことが分かるなど、影響が大きくなっている。
数兆分の一の誤差で個人を特定「同じDNA鑑定なのに、どうして違うのか」。こう疑問を持った人も多かったかもしれない。
栃木県足利市で1990年に4歳の女児が殺害された「足利事件」は、DNA再鑑定の結果、犯人は別にいる可能性が高まった。女児の下着に着いていた体液について、精度の上がった最新のDNA鑑定を行ったところ、受刑者の菅谷利和さん(62)のものではないと結論づけられたのだ。
DNA鑑定は、1980年代にイギリスで開発され、日本では、89年から犯罪捜査に導入された。当時とどれだけ精度が上がったのか。
関西医科大の赤根敦教授(法医学)の話。「同型のDNAになる確率は、当時は1000人の1人のレベルでした。しかし、現在では、数十億分の一から数兆分の一のレベルで、同一人物か別人かが判断できます。一卵性双生児以外なら分かりますね」
その理由については、赤根教授はこう言う。「当時は、遺伝子の知識が乏しく、1~2種類しか調べていませんでした。それも、目で見て型を判定したわけです。だから、違う型を誤って判定することがありました。現在は、遺伝子が細かく分かって、15種類ほどを、機械で調べています。1種類では同じ精度ですがそれを掛け合わせるので、高い精度で確実に型を調べられるわけです」
今後は、警察で犯罪者のDNAデータベースが構築され、前科があればすぐに犯人が分かるようになるという。
足利事件と同じ鑑定方法を使ったケースとして、福岡県飯塚市で1992年、女児2人が殺された「飯塚事件」がある。死刑判決を受けた被告は、無罪を主張していたが、08年10月に死刑を執行されている。このケースでは、DNA鑑定できる資料が残っていなかったが、残っている事件なら、鑑定結果が覆る可能性もありそうだ。
親子鑑定も10~20万円で可能親子鑑定でも、最新のDNA鑑定は、威力を発揮している。
イギリスでは、15歳の女の子が2009年に産んだ女児の父親は、13歳の男の子ではないかと話題になったことがあった。しかし、デイリー・ミラー紙が3月26日付記事で、DNA鑑定の結果、男の子の子どもではないことが分かったと報じている。また、日本でも、北朝鮮の拉致問題で、キム・ヘギョンさんが拉致された横田めぐみさんの娘であることがDNA鑑定で分かっている。
DNA鑑定のビジネスも、徐々に浸透してきたようだ。
「昔は、血液型から親子関係を調べていましたが、今は、DNA鑑定で高精度に調べられるようになっています。業者も、10~20社以上あるのではないでしょうか。アメリカの鑑定機関などを利用しており、10~20万円でやってもらえるようです」(赤根教授)
食品偽装が問題になったことから、食品や農畜産物にもDNA鑑定が広がっている。例えば、埼玉県では、コメ銘柄の偽装問題があったことから、09年6月初めに、スーパーなどの店頭でコメや食肉の抜き打ち検査をすることを明らかにしている。
ただ、赤根教授は、DNA鑑定は万能ではないと警告する。
「鑑定に使う資料の状態が悪ければ、結果を誤りかねません。以前、被告の弁護士から鑑定結果が正しいか相談がありましたが、2人以上のDNAが混ざっていて、それもごく微量でしたので、正しいと断定できませんでした。資料もきちんと保管しないと、腐って分解してしまいます。DNA 鑑定だけの証拠は、慎重に扱わなければならず、過信するのは危険です」
現代版「狼に育てられた少女」ロシアで発見
2009年5月29日
Uncategorized ロシア, 動物, 幼児 コメントする
奇妙な話だね。家畜と一緒に育てられた5歳の少女が言語を習得できず、吼えたり、這って歩くなどの動物的行動をとるという。別部屋とはいえ、人間とも頻繁に接触していてるよね。はたして本当に「犬や猫に育てられたために動物になった」のだろうか。
1920年代インドで発見された「アマラとカマラ」にも最新の研究では「疑惑」が持ち上がっているよ。おそらく何らかの障害を持った子供が親に捨てられたのではないかと。「環境が人間を作る」という教育万能主義の神話を蒸し返されても困るよね。
犬猫に育てられた5歳の少女、ロシアで保護
2009.5.29 05:01ロシア・東シベリア南部のチタで、「野生の少女」が警察に保護された。ロイター通信などが28日までに伝えた。少女の年齢は5歳。なんと犬やネコに育てられたとされ、吠える、手を使わずに食事をする、這って歩くなど動物のような特性を持っているという。少女は児童養護施設に預けられ、人間的回復へ向けた“治療”を受けているが、一方で母親は身柄を拘束され、取り調べを受けているという。
ロシアの警察当局によると、少女の名前はナターシャ。アパートに父親、祖父母らと一緒に暮らしていたが、家族とは別部屋で何頭もの犬やネコと一緒だったという。
地元紙のニュースサイトは、チタの児童権利委員会に近所の人から通報があり、少女を発見したと伝えた。
少女はロシア語を話すことができず、吠えたり、手を使わずに直接食べ物へ口を持っていく、さらに這って歩くといった「動物的特性」を持っていた。
警察関係者は「不衛生な環境にいた。体を洗わず汚れた服を着て、悪臭が漂う中、多くの犬や猫といた。おそらく、犬や猫が少女を育てたんだ。人に飛びかかってきたよ」と説明した。アパートには暖房器具や飲料水や下水の設備がなかったという。
また、近所の人は、少女が外出したところを見たことがなく「存在を知らなかった」と話した。
英デイリーメール(電子版)は、母親は別の住所に住んでおり、ナターシャが保護された後に逮捕され、取り調べを受けていると伝えた。一方、父親は行方が分からず、まだ見つかっていない。警察は幼児虐待容疑で調べを進めている。
警察によると、ナターシャは現在、心理学者の監視のもと、児童養護施設に預けられているという。実年齢より幼い2歳くらいに見え、食欲旺盛だが、テーブルを使わず、スプーンで食事をとることを拒否。一緒に住んでいた犬や猫たちと同じような仕草を見せている。
それでも、花の絵を見せると大喜びするといい、専門家はナターシャに集中的教育を施すことで、“人間的回復”を期待している。
「幼保一元化」に踏み込めるか、厚労省分割素案
2009年5月27日
Uncategorized 幼稚園, 幼児, 保育園 コメントする
「幼保一元化」なんて本気で言ってるのかな。これまでのもつれにもつれた議論を振り返るととても実現できるとは思えないけどね。
幼稚園・保育所の一元化で児童局新設 厚労省分割の素案
2009年5月26日麻生首相が指示した厚生労働省の分割・再編の素案がわかった。年金・医療・介護などを担当する社会保障省、雇用・少子化などを担当する国民生活省(いずれも仮称)に分割。国民生活省には文部科学、厚労両省に所管が分かれる幼稚園と保育所の一本化(幼保一元化)を担う少子化・児童局を新設する。
政府は6月下旬にまとめる「骨太の方針2009」に分割再編案を盛り込むことを目指し、関係閣僚が26日協議した。ただ舛添厚労相は同日の会見で「拙速でやるべきではない」、小渕少子化担当相は「(幼保一元化は)状況をみながら判断していかなければならない」と述べ、ともに慎重姿勢を示した。
素案では、内閣府の外局として今秋にも新設される消費者庁を、国民生活省の外局と位置付けた。閣僚数を現行以上には増やさないとも明記。閣僚主導に適した規模に厚労省を分割▽国民本位・現場重視の再編により責任を明確化▽政府横断的な人材の投入による人員強化――を掲げた。
「赤ちゃんポスト」に2年間で42人
2009年5月26日
Uncategorized 赤ちゃんポスト, 幼児 コメントする
熊本市の慈恵病院がこれを設置すると発表したときは驚いたものだ。赤ちゃんを捨てるという風潮に拍車をかけるのでは、という批判が多かった。何百人という赤ちゃんが列をなしてポイ捨てにこられたら。そんな情景を想像して暗澹たる気分になった。
2年間で42人という数字はどう評価すればいいんだろうね。意外と少ないかな。面白いのは、親が判明した22人のうち熊本県は一人もいなかったということ。はるばる関東から来た人が8人もいた。
そんな遠くからでもすがる思いで赤ちゃんを捨てに来た、おそらくは若い母親の心情を想像すると、このポストの意義はあると思った。
熊本「赤ちゃんポスト」、08年度は25人
2009年5月25日19時50分熊本市は25日、親が育てられない赤ちゃんを匿名で引き受ける「こうのとりのゆりかご」に、08年度の1年間で25人が預けられたと発表した。
慈恵病院が07年5月に「ゆりかご」を設置してから2年間の累計は42人になった。
08年度の25人は新生児から幼児までおり、男児13人、女児12人。2人は治療が必要な状態にあった。手紙が置かれていたのは11人だった。
親がわかったのは22人で、うち3人は思い直した親に引き取られた。熊本県内の親はおらず、関東と熊本以外の九州が各8人、近畿と中部が各3人だった。母親の年代は20代が最多の14人で、10代も2人いた。
幸山政史・熊本市長は「救われる命があればとの設置時の思いが果たされていると感じる半面、安易な遺棄につながっていないかという懸念もぬぐえない」と話した。
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