大阪でケータイを使った授業

コメントする

子供とケータイについて考える~授業にケータイを活用した取組み~
2009/11/04 17:38

本コラムでは、子供にケータイは必要か、といったテーマを何度か扱ってきました。石川県の「いしかわ子ども総合条例」改正案は、2010年1月に施行されます。この条例は「小中学生に対して防災、防犯など特別な場合を除いて携帯電話を持たせないよう努める」という努力規定です。他の自治体も追随するのではないかと話題になっています。

本コラムでも「携帯三原則」と比喩しましたが、世界中がネットワーク社会になる中、ケータイを規制の枠組みに入れることが未来につながるのかどうか、賛否が分かれるところです。

ここでひとつ興味深い取り組みがニュースになりました。リクルート社から東京都杉並区和田中学の校長に就任(東京都初の民間人校長)し、現場から学校改革を実施した藤原和博氏が、現在橋下大阪府知事から教育分野の特別顧問を委託され、大阪の小中高の活性化を託されているそうです。その取組みの一つが、高校生を対象にした「ケータイをバリバリに使った授業」です。

高校生は、ほぼ100%がケータイを持っているので、それを規制しても仕方がない、授業で使ってしまおう、というのがコンセプトです。ケータイでメールを打つことが当然となっている高校生にその特技を活かして、授業の回答、意見をケータイメールで先生へ送信し、その意見を反映した授業を行うという、まさにリアルタイムeラーニングです(先生側は情報を収集する特別なアプリケーションをPCにインストールしています)。

驚いたことに生徒は400字くらいの課題を出しても、ケータイメールを使って7~8分で送信してきたそうです。そして挙手の授業よりも活発に意見を得られることで、先生も偏らない本当の意味での双方向授業が可能になるのではないかと期待されています(先生側にリテラシーがなければ成立しませんが‥)。

学校にケータイを持ち込むことへの嫌悪感はなかなか拭えませんが、これからのネットワーク社会における授業の一端を垣間見たニュースではなかったかと思います。確か橋下府知事はケータイ規制論者ではなかったのではないでしょうか‥。

このようにケータイは大人が当たり前のように所有し、子供たちは生まれた時から身近にあり、大人が考えるよりも遥かに使いこなしています。今の日本のケータイはフィルタリングがあり、ある程度キャリアの管理下で子供を守ることが可能です。

しかし今後、ケータイ以外にネットワークに通じる端末は莫大に増えます。携帯ゲームを筆頭に、音楽再生機、電子辞書、キンドルのような電子教科書も登場するかもしれません。その時代を見据えたネットワーク社会のルールを作成していかなければならないでしょう。私個人としては今のネットワーク環境下で最もマナー違反をしているのは大人のほうだと思います。そんな大人が子供たちに何を教えればいいのでしょうか。

その一つの例として魔法のiらんど社の取組みが参考になるかと思います。魔法のiらんど社はケータイ小説で有名です。コミュニティ会員の中心は中高生だそうです。そのコミュニティでアイポリスという監視業務を行っています。アイポリスは子供たちのネットワーク上での先生的役割を担っています。この世代の子供は、まだ先生の言うことはきくそうです。アイポリスはネットコミュニティの先生として子供たちに秩序を指導しているのです。怒られながら子供たちは学習していくとのことです。

ネットのいじめはケータイだけの問題ではないと思います。未来の子供の環境を考えれば、おのずと方向性は見えてくると思います。ケータイはタバコやお酒と同じでしょうか。規制すれば今、被害にあっている人は救えるのでしょうか。様々な意見はあると思います。皆さんはどうお考えでしょうか。

◇ライタプロフィール
戸口功一(とぐち こういち)
1992年(株)メディア開発綜研の前身、菊地事務所(メディア開発・綜研)にてスタッフとして参加。2000年法人化で主任研究員、2005年より現職。1992年電通総研「情報メディア白書」の編集に参加。現在も執筆編集に携わる。その他、インプレス「ケータイ白書」、「ネット広告白書」、新映像産業推進センター(現デジタルコンテンツ協会)「新映像産業白書」、「マルチメディア白書」、「デジタルコンテンツ白書」の執筆および経済産業省、総務省の報告書等を多数手掛ける。

公園デビューより「デジマム」

コメントする

“公園デビュー”から“ネットデビュー”へと変わる育児――NTT西がイベント
2009年10月14日 page:1/1

NTT西日本は2009年10月14日、子育てにインターネットを活用する母親を対象にしたイベント「いまどきママの子育てみーてぃんぐ」を開催した。イベントでは同社が実施したアンケート調査の結果を発表。母親の情報交換の場が、従来の公園からインターネットのコミュニティサイトへと変わっていることなどが公表された。2児の母であるタレントの渡辺美奈代さん、市井紗耶香さんも登場し、自身の子育てとインターネットについて語った。

アンケート(6歳までの子どもを持つ主婦519人を対象)によると、子育てにインターネットが必要と答えた母親は84.6%。母親が公園で過ごす時間が週2.9時間なのに対し、インターネットのコミュニティサイトを閲覧している時間が週3.9時間にのぼった。出産を機に、携帯電話よりもパソコンをメインに使う人が増えていることも分かったという。子育ての情報源としてもインターネットの情報サイトや書き込み型のサイトが支持されている。育児のことは姑に聞く(19.1%)よりもWebサイトで聞く(20.6%)方が多いという結果になった。

子どもにパソコンの使い方を教えてもらうことも多いという渡辺さんは、ネットショッピングを活用。子どもと一緒に買い物に行くのが難しいものなどを、ネットで取り寄せているという。また子どもの宿題のために、インターネットで調べ物をすることもあるそう。市井さんは、子どもが体調を崩したときに情報サイトで似た症状を探し、元気づけられたといったエピソードを披露した。

NTT西日本は、子育てにインターネットを活用する母親を「デジマム」と呼ぶ。イベントには、多数のデジマムが子どもと共に参加。代表のデジマムが登壇し、子どもと一緒に楽しめるサイトや夜間に病院を探せるサイトなどを紹介した。会場の参加者は真剣に見入っていた。

ケータイサイトの隠語集

コメントする

特集ワイド:試される親力@ケータイ

電話やメール、インターネットを思いのままに使える携帯電話。“ケータイ”からつながるサイトは便利な半面、犯罪の温床にもいじめの舞台にもなってしまう。ケータイサイトが世に出て10年。大人はどう向き合えばいいのだろう。【遠藤拓】

まずは別表のクイズで、頭の体操をしていただきたい。いずれも若者が自己紹介をする「プロフィルサイト」(プロフ)などで使われている隠語である。

プロフを含むケータイサイトの多くは現在、サイト外で利用者同士が連絡を取り合うことにつながる書き込みを削除しているが、犯罪は後を絶たない。今月24日には、神奈川県警が、千葉県の17~18歳の女子高生3人を児童ポルノ禁止法違反(提供)容疑で書類送検した。県警によると、女子高生らはケータイの掲示板で知り合った男に、自分の下半身を撮影した画像を送信していた。

警察庁のまとめでは、インターネットのサイトを巡る犯罪被害者の児童(18歳未満)は08年、1516人。隠語はこうした犯罪の道具に使われているとみられる。

「中高生は自分の体や、裸の写真・動画を売って小遣いを稼ぐため、大人は子どもを巧みに誘い出すために隠語を使っている。でも、ほとんどの親や教師は、意味はもちろん、言葉の存在も知りません」。若者のネット事情に詳しい「全国webカウンセリング協議会」理事長、安川雅史さん(43)はため息をつく。

子どもとケータイを巡っては、文部科学省が今年1月、小中学校への持ち込みを原則禁止すべきだとの通知を出した。4月には有害サイト規制法が施行され、携帯電話会社が18歳未満の利用者全員に対し、有害サイトへの接続を制限する「フィルタリング」サービスを提供することを義務付けた。だが、そうした大人の取り組みをあざ笑うかのように、隠語はネット上を行き交う。

「警察ざたとなるのは氷山の一角でしょう。隠語を巧みに使えば、見知らぬ子どもと大人同士が接触しても、出会い系サイトほどは表面化しづらい。援助交際を繰り返す仲間を見て、まねる人もいるはず。ネットいじめもまだ続いており、注意が必要です」

そもそも、親や教師はケータイでインターネットを使うこと自体が少ないと、各地で講演をしている安川さんは実感している。実際、講演会の参加者に尋ねたところ、「大人の利用者は100人中5人にも満たない」という。若者たちとは大違いだ。

NPO法人「青少年メディア研究協会」理事長、下田博次さん(67)は言う。「ケータイはいつでもどこでも、悪いことでも何でもできるインターネット端末です。子どもたちはまじめな大人が一生かかっても知らないような危ない情報に出合えます。でも、大人にはそうした危機感はいまだにほとんどありません」

ケータイでインターネットができるようになったのは1999年。NTTドコモの「iモード」が草分けだ。ライバル会社も追随し、07年には国内1億台を突破。“1人1台”時代を迎えている。ただし、こうした華々しさには“影”が付きまとう。下田さんは企業の姿勢を厳しく批判する。

「携帯電話会社は99年当初から、ケータイがインターネットの端末だとしっかり説明し、フィルタリング機能を備えた上で販売すべきでした。なのに何もせず、高校生たちにどんどん普及させた。今もフィルタリングが徹底したとは言えず、商売を犠牲にしてまで子どもを救おうと思っていないのは明らかです」。フィルタリングは親権者が申し出れば、加入しなくてもすむ。

高校時代からケータイに慣れ親しんだ世代も、既に子を持つ親だ。「私のNPOにいる若い母親たちは、最近のケータイサイトを見て、なんで自分の裸を載せたりするのか分からないと言うんですよ。ネット遊びの変化は速い。ケータイは世代間の断絶を生むメディアでもあります」

現状に危機感を持つ専門家は他にもいる。「ウェブ人間退化論」などの著書がある京都大霊長類研究所教授、正高信男さん(54)だ。「若者は家でもケータイを使い、それこそ24時間、誰とでもつながってしまう。しかも、親はまったく知らないまま。今や、一つ屋根の下に暮らしていても、家族が一緒であることの保証にはなりません。親子関係はケータイで崩壊したと言ってもいいでしょう」

正高さんは、この「誰とでもつながる」ところに、日本のお国柄を見て取る。

「日本では縁を大事にする。会ったことのない人同士で、ウェブ上で盛り上がれるのは、地縁・血縁ならぬ『ネット縁』です。社会のIT化はこうした日本の文化的風土を顕著にしたように思います」

正高さんは普段はサルの行動を研究している立場から、「人間は考えることで道具を開発し、サルから脱皮しましたが、ケータイは便利すぎて、使う側に考えることを放棄させてしまう。賢く使わないと、ケータイは人間をサルに退化させかねない」と指摘する。

一方、中央大教授(社会学専攻)の松田美佐さん(40)は「今起きていることは、ネット外でこれまで行われていたことの延長。ケータイだけでなく、子ども自身の生きにくさや家庭環境、学校環境の問題です」と語る。

2児の母でもある松田さんは、小学5年生の長男には、塾通いの際の連絡手段としてケータイを持たせ、友だちとメールをしたがる小2の長女にはたまにケータイを貸しているという。「私も高校生のころ、長電話をしては親に怒られました。友だちとつながっていたかったんです。きっと今の子どもも一緒。ケータイを多用しているのは中高生です。親子で使い方のルールを話し合い、作っていくのが大切だと思います」

こうして親子のコミュニケーションを重視するのは、「隠語」について解説してくれた安川さんも同じだ。

「まずは親が子どもを説得して、フィルタリングをかけることが大切です。拒否されても、折れてはいけません。まさに『親力』が試されているのです。フィルタリングは万全ではないが、それくらい意思の疎通ができれば、親は子どもの異変も気づけます」

小さなサイズとは裏腹に、絶大な存在感を誇るようになったケータイ。サイトの持つ“影”からも、目をそらすわけにはいかないだろう。大人の真剣さが問われている。

==============

「クイズ・ケータイサイトの隠語」(安川雅史さん監修)

(1)○

(2)苺佐母

(3)WU吉

(4)乾燥部して93する

(5)JC

(6)例の間に蜂

(7)わらわ

(8)やわらか銀行

(答え)

(1)援助交際

=「円」が転じて「援」助交際

(2)1万5000円で援助交際

=苺(いちご)は1万5000円の意。佐母はサポート、援助交際を指す

(3)2万円

=Wはダブル。U吉は福沢諭吉、つまり1万円

(4)ドライブして大麻を吸う

=乾燥はドライ。93は草と読み、転じて大麻

(5)女子中学生

=女子・中学生のローマ字表記から来る。JKだと女子高生

(6)080

=0と0の間に8。携帯電話の局番

(7)090

=ケータイの文字盤に、0は「わ」、9は「ら」と書かれているため

(8)@softbank.ne.jp

=ケータイメールアドレスの末尾。やわらか銀行はソフトバンク、同社ケータイアドレスを指す。英雄はau、こどもはドコモのメールアドレスを指す

==============

「特集ワイド」へご意見、ご感想を

t.yukan@mbx.mainichi.co.jp

ファクス03・3212・0279

「サマーウォーズ」ーネットとリアルの世界の交錯を描く

コメントする

ネットと家族はどちらも大事――細田守、サマーウォーズを語る

8月2日、アップル直営店の「Apple Store Ginza」で行なわれたトークイベント「第13回 月刊インタラ塾」。テーマは「サマーウォーズに見る、ネットとアニメのコミュニティ論」だ。

ゲストは、8月1日に公開されたアニメ映画「サマーウォーズ」を監督した細田守氏、ネット社会評論書「アーキテクチャの生態系」著者の濱野智史氏、そして「ハバネロ・暴魔大戦」のデザインを手がけた、クリエイティブディレクター兼アートディレクターの鈴木克彦氏だ。

「サマーウォーズ」は、主人公・小磯健二が、インターネットの中で起こる世界的な危機に対して、奮闘する物語。田舎の大家族のリアルなつながりと、世界中の人とのインターネットを介したヴァーチャルなつながりが描かれる。
細田守監督「サマーウォーズ」より。今月1日から全国で公開中

公開翌日ということもあり、立ち見が出るほど盛況なイベントだったが、ただのイベントではない。リアルタイムのストリーミング中継を行ない、Twitterの書き込みを会場のスクリーンに映し出すことで、ゲストと視聴者を繋げるというものだった。

トークショーは映画の冒頭で描かれる、デジタル仮想都市「OZ」の導入シーンの放映から開始。「映像とデザインについて」「つながりについて」「人物造形について」「コミュニティと物語について」という四つのテーマに沿って進められた。

(C)2009 SUMMER WARS FILM PARTNERS

ネットのイメージは「黒」ではなく「白」

―― そもそも細田さんは、OZのイメージは何かを参考にされたのですか? 白いインターフェースのイメージはどこから?

細田 僕の作品には以前から、このOZのような白い球体空間を出しているんですね。「時をかける少女」のタイムリープ空間や、「SUPERFLAT MONOGRAM」※1のルイ・ヴィトン空間のイメージですね。

そもそもは「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム」で初めて、インターネット=白い球体空間ですよっていうイメージを出したんです。

それが共通して白いのには理由があって、それまでの映画やアニメで描かれるネットやハイテクのイメージって黒なんですよ。黒い中に緑やオレンジな線が走る……。

濱野 「マトリックス」はまさにそうですよね。

細田 自分が子供に向けてインターネットって世界を出すとき、そういうおどろおどろしい、カッコイイけど危険な雰囲気とは、全く逆のものにしたかった。そのときデジモンをみている子供達には、危ないサイトに行ってほしくなかったんですね(笑)。

だから、黒に対して白とか、かわいいものを使った子供のためのインターネット空間をイメージして、それがこの白い球体空間に至るんです。

―― ブラックサイトに対する、白い世界ともいえますよね。

細田 「サマーウォーズ」のOZは、設定として、世界中で10億人がアカウントを取得している、そういう世界なんです。10億人というと、小さい子から老人までがアカウントを取得しているのですが、きっと「マトリックス」のようなサイバーなイメージでは、10億人も会員が集まらないと思うんですよ。子供達や女性が入ってきやすいような世界じゃないといけない。

―― 大学時代から細田さんを知ってらっしゃる鈴木克彦さんに細田映画のデザインの素晴らしさをお聞きしたいのですが。デザイナーの視点からどうですか?

鈴木 今日は、細田の応援演説にきたので(笑)。細田の映画の特徴はなにかというと、デザイン。情報がてんこ盛りな映画なのに、画面に映し出される映像の情報整理の仕方がうまい。デザイナーの目から見てもすごいなと思う。

それと、緻密な描写と、デフォルメの両立ができていること。ものすごくリアルなんだけど、幻想的な、誰の記憶の中にもあるような景色(の描写)が上手い。だから「細田守の描いた夏」というのはみんなの心に残るんだと思う。バーチャルを作るときには、逆にリアルさを追求するんですよ。

アニメとネット、コミュニティの重なりは

―― 濱野さんにお聞きしたいのですが、私がネットの仕事を始めてから、アニメのコミュニティとネットのコミュニティが重なると感じるのですが、それはなぜですか?

濱野 これはあれですよね、なぜネトオタ(ネットオタク)とアニオタ(アニメオタク)は同じ「キモオタ」なのかってことですよね(笑)。これは、身も蓋もないことをいえば、現実と離れているからですよね。今回「サマーウォーズ」で面白かったのは、「アニメ」という写真とも映画とも違う虚構の世界の中で、OZという虚構の空間を表現したことでした。

細田 これはアニメを作ってる側からの発言なんですが、以前、アニメのイベントに参加したことがあるんです。そこで、アニメ好きな人たちに呼ばれているはずなのに「この人たちは本当にアニメが好きなのかな」って感じたんです。

それよりも、アニメをネタにしてみんなとしゃべりたい、誰かとコミュニケーションをとりたい、アニメはそのネタになってるだけなのではないか。話題は別にアニメじゃなくてもいいんじゃないかって感じるんです。僕なんかは、本当にアニメが好きでこの仕事をしているので、一種さみしさを感じますね。

濱野 いま細田監督がおっしゃったような人々が、オタクと自称する人々の中にワラワラいるわけです。私が調査していると、今の若い世代は、みんなテレビを見ないで、ニコニコ(動画)やYouTubeばかりを見ている。

動画サイトではアニメをネタとしたもの(動画)が多いので、アニメがメインストリームの文化と感じている若者も多い。その意味では、アニメ的なものを見るということが、コミュニケーションの種になりやすいといえるんじゃないかと思います。

「時かけ」みたいな高校時代を経験したわけじゃない

―― 「サマーウォーズ」の主人公は若者=高校生ですが、細田監督は「サマーウォーズ」を製作にあたって、今の高校生を気にしますか? それとも自分の高校時代を考えてですか?

細田 「時かけ」なんて作ると、よく「細田さん、いい高校生時代をご経験されたんですね」と言われますが、そんなわけないじゃない(笑)。体験したら映画なんか作らない。そういう意味では、自分の体験からのリソースは何もないわけですよ。

自分の高校時代からは作れないけど、なるべく、今の高校生がどんなふうに生きているのか、何を考えているのかは一生懸命考えます。でも、キャラクターデザインの貞本義行さんとも話しますが、結局高校生の気持ちにはなれないんです。それでも彼らに寄り添って書きたいという気持ちはありますね。

―― 貞本さんの名前が出ましたが、「サマーウォーズ」の人物造形についてお聞きしたいと思います。そもそも存在しないキャラクターをどのように作られて、外見的なルックスを付与していくのですか?

細田 シナリオに即して貞本さんと相談していくんですが、(キャラクターデザインだけでなく)シナリオにも人物造形がある。主人公にしてもどういう性格なのという人物造形かあるわけです。実は、シナリオを作るときに話すことと、キャラクターデザインで話すことって、ほとんど同じ。

それよりも話さなければいけないのは、その人物が現実にいるとすれば、どういう人か。それを僕と、キャラクターデザイナーとシナリオライターが、共有することが大事。そうすれば、具体的な外見の要素とか台詞というのは、シナリオライターなりデザイナーさんが書いてくれるわけですし、貞本さんの右手から生まれてくるキャラクターは、そのままそのキャラクターなんですよ。

―― 鈴木さんはキャラクター広告を手がけていらっしゃいますが、広告におけるキャラクターとはどのようなものですか?

鈴木 細田のキャラクターをみると、キャラクターからではなくて人物の設計が先にあってそれをキャラクターにしている感じがするじゃないですか。広告は逆に、先に商品がある。

僕は長く広告を続けていきたいと思いますが、長く続けるコツは「商品と同等のイメージをもつキャラクターを作ること」と考えてます。それが出来れば、3年から5年は(キャラクターの展開が)続くだろうと。

暴君ハバネロだと「凄い辛いけどうまみがある」という商品の体現化です。デザインをしていると、そのキャラクター(=商品)と性格が一致して、ああ出来たなと思う瞬間がある。

個々の好きなものより、普遍的なストーリーを探すのが大事

―― 「サマーウォーズ」は、一方でオンラインのつながり、一方で家族のコミュニティが存在する、特殊なテーマ設定だと思います。「サマーウォーズ」はずばり何の物語ですか?
会場にはTwitterの画面も映し出された。「@intarajyuku」と送信宛先(@)をつけた発言のタイムライン(発言一覧)が表示され、細田監督に聞いてほしいことのリクエストや、トークイベントへの感想が気軽につぶやかれていた

細田 「サマーウォーズ」って映画は、デジタルのコミュニケーションと、家族のコミュニケーションが出てきます。大概、ネットのコミュニケーションが仮初めで、家族のコミュニケーションが本物だと語られがちです。

かと思えば、まったく逆の、親戚なんて面倒くさいコミュニケーションよりも、見知らぬ他人とコミュニケーションとれるほうがいいですよ、とも一方では言われています。(「サマーウォーズ」では)どっちが良くて、どっちが悪いという話にしないと、最初から決めてたんです。

濱野 何の「物語」ということではなくて、二つのありがちな「物語」を宙吊りにするということですよね。

細田 そうですね。ネットの物語でも家族の物語でもなく、その両方を同じ意味合いにしたい。いま、まさに僕らが置かれている状況自体が、どっちを捨ててどっちをとるという話ではないし、どっちも大事じゃないですか。その大事さを大切にしたいと思ってるんです。

―― では最後に、あえて細田さんに「どうすれば良い物語が作れるのか」お聞きしたいのですが。

細田 う~ん。やっぱり「普遍」と言うことかな。もちろん時代時代で共感を得る物語はあると思うんですね。その時代の変化のなかで、そのたびにストーリーは変化すると思うのですけど、その変化に対応していけばいい物語になるかっていうと、今の私の志向からは違うんですよ。

面白さって、多様な価値観のなかで、個人の好き好きって話になりがちですけど、みんなもっとベースで共感できる面白さがあると思うんですよ。普遍の方のストーリーを探すのが重要なのかなと、凄く思いますね。多様性と一過性じゃない、(物語の)強さが非常に重要だと思います。

公園デビューからネットデビュー

コメントする

子育てにインターネットをフル活用する『デジマム』急増中
2009年7月30日

1.『デジマム』たちのインターネットスタイル
インターネットの浸透で、育児の常識に異変アリ
● 『デジマム』は公園デビュー(2.9時間/週)よりネットデビュー(3.9時間/週)
● ママになって、ケータイ派(11.4%)からパソコン派(79.6%)に転身
● 4割以上(42.2%)が1日2時間以上パソコンでのネットタイムを確保

2.『デジマム』たちのインターネットで楽しく[e子育て]
インターネットはこれからの〈子育てインフラ〉に
● 雑誌(44.3%)やテレビ(44.1%)よりもインターネット上の育児情報(55.1%)
● 87.9%がネットショッピングを利用 月2回利用で月額11,545円に
● 『デジマム』たちの[e子育て]  YouTubeで子守唄、動画を送るネット帰省etc…

3.インターネットがなくちゃはじまらない?!
インターネットはママたちの生活とココロを支えるライフパートナーへ
● 育児のことは、姑(19.1%)よりもウェブサイト(20.6%)に聞きます
● 8割以上が「子育てにインターネットは必要」4人に1人がインターネットで悩み相談

4.育児ブログが『デジマム』の共感を
発表!『デジマム』が選ぶ理想のママ・パパ
● 理想のママ  松嶋菜々子さん(73票) 黒木瞳さん(52票) 北斗晶さん(42票)
● 理想のパパ  つるの剛士さん(98票) 江口洋介さん(32票) 山口智充さん(28票)

■調査対象     東京・大阪在住の自宅でインターネットを利用する0~6歳の子どもを持つ20~30代の主婦519名
■調査方法     インターネット調査
■調査時期     2009年7月3日(金)~6日(月)

「いまどきママの育児白書」調査概要

「いまどきママの育児白書」調査趣旨

西日本電信電話株式会社(本社:大阪市)では、2009年7月、東京・大阪在住の0歳~6歳の子どもをもつ20 代・30代の主婦519名に、インターネットの活用状況や子育てに関してインターネットがどのように活用されているかの実態をとらえる目的で、「いまどきママの育児白書」調査を行いました。

「いまどきママの育児白書」調査総括

調査の結果、ママ友だちの情報交換の場は、かつての「公園」からインターネットの「コミュニティサイト」へと移行しています。利用頻度をみると、公園が週に 1.7回で2.9時間滞在するのに対し、インターネット上のコミュニティサイトの利用は週に3.7回、利用時間は3.9時間となり、コミュニティサイトの方が頻度も時間も多く、公園デビューからネットデビューへとママデビューの場が広がっているようです。また、ママたちのインターネット利用は8割がパソコン派で、「子どものことを調べる機会が増えたから」「遠く離れた祖父母に子どもの写真や動画を送るから」など出産を機にケータイからパソコンに切り替えるママが増えています。

「ウェブ上の育児情報」(55.1%)は「雑誌」(44.3%)や「テレビ」(44.1%)よりも情報源として活用されています。また、「ネットショッピング」は約9割(87.9%)が利用しており、利用回数は月に2.2回、購入金額は月額平均11,545円となり1か月の買い物の中で約2割を占めています。中には買い物の5割以上をインターネットで済ませるママもいます。
また、子育ての相談相手としても「姑」(19.1%)よりも「ウェブサイト」(20.6%)の方が高得点で、全体の84.6%が「育児にインターネットは必要」と答えています。ママたちの4人に1人がインターネットの利用目的に「悩み相談」(25.0%)をあげていることからも、インターネットはママたちのよろず相談所であり、ココロをケアしてくれるカウンセラー的な存在でもあるようです。

このようにインターネットを育児にフル活用しているいまどきのママたちを、西日本電信電話株式会社では『デジマム』と名付け、より高速で安定した光回線の提供を通じて『デジマム』の育児ライフを応援します。

ちなみに、『デジマム』の理想のママは「松嶋菜々子さん」(73票)がトップで、次いで「黒木瞳さん」(52票)、「北斗晶さん」(42票)となり、パパは「つるの剛士さん」(98票)、「江口洋介さん」(32票)、「山口智充さん」(28票)の順となっています、理想のママ・パパともに、テレビでのよきママ・パパぶりの発言やドラマでの役柄などが影響しているようです。TOP10には北斗さんをはじめ、ママでは辻希美さん(25票)、千秋さん(23 票)、石黒彩さん(14票)、パパでは杉浦太陽さん(19票)など、自分のブログで育児の様子を公開している子育てブロガーがランクインしています。

「いまどきママの育児白書」調査結果一覧

『デジマム』たちのインターネットスタイル

◆     公園デビューよりネットデビュー
公園滞在 1.7回 2.9時間/週 < コミュニティサイト利用 3.7回 3.9時間/週
◆     『デジマム』は約8割がパソコン派 (ケータイ派11.4% < パソコン派79.6%)
◆     『デジマム』の42.8%は出産を機にパソコン派に転向
在宅時間が長い 情報量が多い 安くて使いやすい ブログを始めた ネット通販などが理由
◆     パソコンでのネットタイム、42.2%が1日2時間以上も

『デジマム』たちのインターネットで楽しく[e子育て]

◆     子育ての情報源として「クチコミ」(69.0%)に次いで「ウェブの情報サイト」(55.1%)を利用
「雑誌」(44.3%)や「テレビ」(44.1%)「本」(35.5%)よりも情報源にしている
◆     87.9%がネットショッピングを利用 毎月の買い物の約2割(11,545円)を占める
7人に1人は、買い物の5割以上をインターネットで済ませる(13.6%)
◆     『デジマム』たちの[e子育て] 例えば、YouTubeで子守唄 ブログで育児日記
子どもの病気や発育状況を調べる 離乳食レシピを検索 etc… ネットのチカラをフル活用

インターネットがなくちゃはじまらない?!

◆     子育ての相談相手は「夫」(77.8%)「友人」(71.7%) 「母親」(67.8%)がTOP3
「ウェブサイト」(20.6%)は「姑」(19.1%)や「医師・看護師」(13.1%)よりも相談しやすい存在に
◆     84.6%が「子育てにインターネットは必要」
◆     インターネットの利用目的は4人に1人が「悩み相談」(25.0%)
◆     公園は意外と疲れる… 公園ストレスをインターネットで解消?!

発表!『デジマム』が選ぶ理想のママ・パパ

◆     理想のママは、松嶋菜々子さん(73票) 黒木瞳さん(52票) 北斗晶さん(42票)
◆     理想のパパは、つるの剛士さん(98票) 江口洋介さん(32票) 山口智充さん(28票)

1.『デジマム』たちのインターネットスタイル
インターネットの浸透で、育児の常識に異変アリ

『デジマム』は、公園デビューよりネットデビュー

かつて「ママ友とのおつきあいは公園デビューから」と言われていましたが、ママたちが子どもを連れて公園に行くのは平均で週に1.7回・滞在時間は2.9時間、一方、インターネット上のコミュニティサイトの利用者(n=364)において、コミュニティサイトの利用は平均で週に3.7回・利用時間は3.9時間となっています。公園に子どもを連れて行くのは「週1回未満」のママが3割を占め、ママとしてのオフィシャルなスタートは、 “公園デビューからネットデビューへ”と変化しているようです(グラフ1) 。

ママになるとケータイ派(11.4%)からパソコン派(79.6%)に。ネットタイムは1日2時間

ネットデビューしたママたちのインターネット利用状況は、ケータイ(11.4%)よりもパソコン(79.6%)が圧倒的に多く(グラフ2)、約4割(42.8%)のママが「子どもが生まれてインターネットはパソコンを使うことが増えた」と答えています(グラフ3)。また、利用時間については、4割以上(42.2%)のママが1日2時間以上パソコンでのネットタイムを確保している(グラフ4)こともわかりました。別の調査※2では働く女性の自宅でのインターネット利用時間が約1時間となっていることから、ママのインターネット利用度は割合高めと推測されます。
※2=「自宅でのインターネット調査」トレンダーズ株式会社調べ20-30代の働く女性108名対象

2.『デジマム』たちのインターネットで楽しく[e子育て]
インターネットはこれからの〈子育てインフラ〉に

雑誌(44.3%)やテレビ(44.1%)よりもインターネット上の育児情報(55.1%)

インターネットを日常的に利用する『デジマム』たち。子育てとの関係をみると、参考にする情報源は「クチコミ」(69.0%)がトップですが、第2位は「ウェブの情報サイト」(55.1%)で、「雑誌」(44.3%)や「テレビ」(44.1%)「本」(35.5%)よりも活用されています。SNS・ブログ・掲示板などの「書き込み型ウェブサイト」(39.3%)の評価も高く、0~2歳の子どもを持つママではウェブ依存度がより高くなっていることがわかります(グラフ5)。

87.9%がネットショッピングを利用 月2回利用で月額11,545円

利用するインターネットの機能は、トップの「メール」(88.1%)とほぼ同率で「ネットショッピング」(87.9%)が上げられました。「オークション」(54.3%)の利用も高いことから、子育て中の『デジマム』のほとんどがインターネットでお買い物をしていることがわかります(グラフ6)。ネットショッピングの利用回数は月に2.2回、購入金額は月額11,545円となり1か月の買い物の中で約2割を占めています。しかも、7人に1人は月の買い物の5割以上をインターネットで済ませています(グラフ7)。

買い物も、オトク情報も、親孝行も、子守も、悩み相談もネットのチカラをフル活用

子育てにおけるインターネットの活用法には、下記のように、「発育状況や病気について調べる」「祖父母へ動画を送る」「子どもに動画をYouTubeで見せる」「底値を調べて買い物」など、さまざまな活用法があげられています。インターネットは、育児に関する身近な情報源として、頼れる相談相手として、子守代わりとして、『デジマム』たちになくてはならない子育てインフラです。

3.インターネットがなくちゃはじまらない?!
インターネットはママたちの生活とココロを支えるライフパートナーへ

育児のことは、姑(19.1%)よりもウェブサイト(20.6%)に聞きます

子育ての相談相手を聞くと、「夫」(77.8%)「友人」(71.1%)「母親」(67.8%)の順となり、ママのいちばん身近な人が上位にランクインしています。「ウェブサイト」(20.6%)は6位に留まりますが、「保育園・幼稚園の先生」(21.8%)に次ぐポジションで、「義母(姑)」(19.1%)や「医師・看護師」(13.1%)よりも相談でき、信頼できる存在となっています(グラフ8)。

8割以上が「子育てにインターネットは必要」4人に1人がインターネットで悩み相談

ママたちから育児の相談相手としても信頼されるインターネット。インターネットの利用目的に「悩み相談」(25.0%)をあげた人が4人に1人もいますが(グラフ9)、調査では「主人が忙しく育児の相談をする時間がないので、悩みを解消するのにインターネットをかなり利用」(26歳・専業主婦)、「自分だけで悩まず子育てサイトでいろんな人に自分の気持ちを聞いてもらう」(28歳・専業主婦)、「子どものしつけはママサイトで相談」(33歳・パート)などの声が寄せられ、ママたちは育児の疑問や不安をネットで相談し、ママ同士で励まし合っている様子がうかがえます。
また、「子どもの就寝後にインターネットで買い物を済ませ、子どもと一緒の時間をなるべく増やす」(29歳・パート)、「子どもの遊び場を探す」(26 歳・専業主婦)、「子どもと一緒に行けるお店を探す」(39歳・専業主婦)、「子どもと一緒に知育ゲームを楽しむ」(36歳・パート)、「紙芝居動画をダウンロードして一緒に見る」(23歳・専業主婦)などインターネットはママと子どもが一緒にいる時間をつくる役割も担っています。つまり、インターネットはママたちのよろず相談所であり、有能なお抱えカウンセラー的な存在。8割以上のママが「育児にインターネットが必要」と言うのも納得です(グラフ 10)。

公園でのママ付き合いも意外とストレス?! これもインターネットで解消かも

いまどきママは公園からインターネットへとデビューの場を移行させていますが、公園での過ごし方を聞くと「子どもと一緒に遊ぶ」(41.8%)が最も多く、「交流」(17.1%)「情報交換」(11.4%)は少数派です(グラフ11)。コミュニティサイトの使い方が「情報収集」(48.9%)や「情報交換」(26.4%)を主としている(グラフ12)ことと比べると、その差は歴然。ママ同士の情報交換の場は、井戸端や公園を経て、現代はコミュニティサイトへと移行しているようです。
また、公園時間は「子どもに危険がないか常にチェックし、気が休まらない」(36歳・専業主婦)、「他人との交流が苦手なので、大体ふたりで遊んでいる」(33歳・専業主婦)、「公園には必ずしも仲の良いお母様方ばかりではないので、気分転換にはならない」(33歳・専業主婦)などの声も聞かれ、公園での人間関係を負担に感じるママたちもいます。子どもを遊ばせるために公園には行くものの、ママにとっては居心地の良いだけの場所ではない様子。公園での人間関係ストレスをサイトで解消する、そんなママも少なくはないようです。

子どもがいるとお出かけできない その理由
子どもが産まれるとそれまでのように自由に出かけることも難しくなります。今回の調査でも53.6%が子どもが産まれてから「外出は減った」と答えています。外出が減った理由としては「インターネットの活用で補えるから」(39歳・専業主婦)、「インターネットを上手く使うと買い物の手間も省ける」(34 歳・専業主婦)といった意見もありますが、多くは「子どもを連れて行くのが大変だから」という声でした。
中には、「ベビーカーでバスに乗るのがとても不便だし、まだまだ街がバリアフリーではないから。階段しかないと荷物を持ちベビーカーを抱えてはとても無理」(26歳・専業主婦)、「子どもを連れての外出は荷物も増えるし、子どもの機嫌など色々困難が多い。それに街も子どもが外出しやすい環境ではないし…」(27歳・専業主婦)、「子どもを連れて入れないお店や場所もたくさんあるから」(31歳・専業主婦)などの意見もあり、ママのお出かけ減には、小さい子どもや子連れママを受け入れきれていない社会的な背景も関係しているようです。

4.育児ブログが『デジマム』の共感を
発表!『デジマム』が選ぶ理想のママ・パパ

理想のママは松嶋菜々子さん(73票)、理想のパパはつるの剛士さん(98票)

『デジマム』たちに理想のママとパパを聞いた結果、ママは「松嶋菜々子」さん(73票)がトップで、「黒木瞳」さん、「北斗晶」さんと続き、パパは「つるの剛士」さん(98票)が最も得票が多く、次いで「江口洋介」さん、「山口智充」さんと続いています。理想のママ・パパともに、テレビでのよきママ・パパぶりの発言やドラマでの役柄などが影響しているようです。
このランキングで見逃せないのがブログの存在です。ママ編の北斗さん、辻さん、千秋さん、石黒さん、パパ編の杉浦さんは、自分のブログで育児の様子を公開しており、ブログの人気ランキングでも上位に上がる顔ぶれです。自分と同じように子育てに奮闘し、悩みながら失敗しながらもがんばっている姿は、同じ子育てママとしての親しみや共感につながり、理想というより目標となる存在になっているようです。

メディアに浪費せずーイギリスの10代

コメントする

「メディアにおカネは使いません」 15歳の英高校生の報告が反響
2009.7.14 18:27

【ロンドン=木村正人】「メディアの必要性は増しているが、おカネは使いません」-。ロンドンの高校に通うごく普通の男子生徒(15)による、10代の携帯電話やインターネットの使用実態をまとめた報告書が、ファンド・マネジャーや情報通信企業のトップの間で大きな反響を呼んでいる。

この生徒は、学校の休暇を利用して米金融グループ、モルガン・スタンレー欧州調査部門で研修したマシュー・ロブソン君。

同社が研修生に「10代の子供たちがどんなメディアに親しんでいるか」についてまとめさせた。ロブソン君の報告書が洞察力に富んでいたため、投資家向けレターに掲載したところ、普段の5~6倍の問い合わせがあったという。

報告書によると、10代はメディアを友人と会話を交わす手段とみなして、インターネットなどに接する時間を増やしているが、おカネを使おうとは思っていない。有料の新聞を読んでいる10代は皆無で、値段の安い大衆紙か、無料紙で十分と考えている。テレビの視聴時間も減少、広告をわずらわしく思っている。

99%が携帯電話を所有しているが、高額機種は不人気で、テキスト送信と通話機能を主に使用。音楽も有料ダウンロードサイト、iTuneは使わずに、違法な無料サイトから取り込むのが一般的だ。任天堂のゲーム機「Wii」は大人気で、長時間にわたってオンラインで友人と無料の会話を楽しんでいる。最近、話題の米コミュニケーション・サービス「Twitter」は携帯電話で文字を送るのにおカネがかかるので10代は使わないという。

無料のメディアをうまく使いこなす一方で、財布のヒモを締める10代に、新聞やテレビなどメディアの経営者は頭が痛いようだ。

学校ICT(情報通信技術)に補正予算4000億円で

コメントする

学校のICT、学力向上や非デジタルネイティブの子どもたちへのIT教育にも期待
2009年7月17日

今年度補正予算に「学校ICT(情報通信技術)環境整備の事業費総額4000億円」が組み込まれた。ICT活用による学力向上を目的とした、国をあげた大規模な取り組みだ。公立の小・中・高・特別支援学校数3万7050校で単純に割ると1校あたり1100万円がICT整備費用として使える。学校のICT 化により、どんなことができるのだろうか。

●学力向上と授業の効率化を目指す

これまでの公立学校のICTは、パソコンを触り、ソフトを操作することを中心とした、操作に慣れる授業という性格が強かったが、今後は、パソコンに慣れるだけでなく、各種IT機器を活用することで、授業をわかりやすくしていく方向に進化していきそうだ。つまり、ICTを活用して授業・教育を効率化させ、学力向上にむすびつける、という狙いだ。

わかりやすい授業を行い、学力を向上させる方法として注目されているのが、プロジェクターや電子黒板の活用。写真や図表を大画面で映したり、視覚的にインパクトを与えて集中力を高める効果が期待できるという。また、教師と児童・生徒のパソコンをネットワークでつなぎ、授業中にネットワーク上に意見を記入するといったスタイルもある。

あるパソコンメーカーには、タッチパネルを搭載したデスクトップパソコンを導入したいという特別支援学校の教師からの声が寄せられた。キーボードやマウスに抵抗を持つ子どもたちのために、タッチパネルによる操作に魅力を感じたというのだ。

タッチパネルを活用した学習では、インテルと内田洋行が、インテルの教育用PC「インテルクラスメイトPC」を使い、漢字の書き取り、計算問題の反復学習などの実験を進めているほか、デルが今年5月から、教育向けに設計したタッチパネル搭載のノートPCを5月に販売開始しているなど、システムを供給するメーカーやIT企業の動きは活発化してきている。手軽に操作できるタッチパネルやタブレット PCは、教育用パソコンに欠かせない機能になっていくといえそうだ。

今回の「学校ICT環境の整備」では、電子黒板やパソコンなどハードウェアの導入が脚光を浴びているが、ソフトウェアの整備も対象になる。今や企業の会計は、ソフトを使うのが当たり前だが、いまだに手書きの帳簿を使って授業を行う商業高校もあるという。ハードウェアを生かすために不可欠なのがソフトウェア。高校のICT教育では、社会で役立つ実務教育として、ソフトウェアの活用が一層求められる。

●パソコンやネットに触れるということも重要

そのほか学校のICT化は、学力向上という目的だけでなく、家庭にIT環境がない子どもたちに、パソコン、インターネットなどに触れる機会を増やすという側面もある。パソコンの世帯普及率は07年3月に7割を超え、09年3月時点では73.2%(内閣府の調べ)。もの心が付いた時には、家庭にパソコンがあったという子どもはそれほど珍しくないだろう。

こういった「デジタルネイティブ」と呼ばれる子どもたちがいる一方で、児童養護施設で生活する子どもたちは、施設に充実したネットワーク環境が整っていない場合が多く、パソコンやインターネットに触れる機会が少ない。また、パソコンの世帯普及率は7割を超えたといっても、3割弱の家庭にはパソコンがない。学校のICT化は、この3割弱の家庭の子どもたちや、施設から学校に通う子どもたちなどに、家庭環境に関わらず、IT教育をする重要な役割だ。

一方で、多くの問題点も指摘されている。授業の効率化を目指す学校のICT推進により、かえって複雑になり、副作用が出ないか、不安を抱く保護者も多い。子どもたちの情報モラル教育についても、不十分だと問題視されている。

文章を書くのではなく、パソコンを使って漢字を変換しながら打ち込んでいくという書き方が、子どものころから当たり前になってしまうと、パソコンに頼る思考回路になってしまわないか、と危惧する声もある。漢字や英単語は、何度もノートに書いて覚えたほうがいいのかもしれない。

しかし、世の中がIT化していくなかで、教育のIT化を置き去りにしておくわけにはいかない。子どもたちや保護者が安心でき、信頼のおけるIT教育、また、時代に沿った格差のないIT教育が必要だ。そのなかで、誰のためにどんな目的で教育のIT化を進め、何をゴールにすえるのか、しっかりとした理念が求められている。(BCN・田沢理恵)

石川県議会が作った困った条例

コメントは受け付けていません。

変な法律考えるんだね。親に「努力義務」ってどういうこと。法律(条例)って、個々人にああしなさい、こうしなさいって説教たれるわけ。これは法律のあり方としてちょっとおかしいと思う。

法律でできることは、むしろケータイに年齢制限をかけたり、それを破って販売した業者にペナルティを課すことだと思うけど。

もしケータイを持たせないようにしましょうと言うのだったら、子供たちが見ているテレビでどうどうとケータイのCMを流し続けていることも大問題だよ。そういうところに規制をかける法律こそ早く作るべきだと思う。

「子供に携帯持たせないで」親に努力義務条例 石川県議会
2009.6.17 10:28

小中学生に携帯電話を持たせない「保護者の努力義務」を盛り込んだ条例の改正案が17日、石川県議会に提出された。「県いしかわ子ども総合条例」の改正案を議員提案。自民、公明などの賛成多数で議会最終日の29日に可決される見通しで、県によると、全国初となる。ただ、実効性や解釈をめぐり保護者らの困惑を招く可能性もある。

改正案では新たに「防犯や防災、その他特別な目的以外で持たせないよう努める」という条文を設ける。罰則規定はなく、施行は来年1月としている。

また、議員提案とは別に、携帯電話会社に18歳未満の子供の携帯にフィルタリング機能が義務付けられたことに関連し、石川県は、保護者が断る場合、携帯会社に理由書を提出するよう義務付ける条例改正案を提出。

任天堂、DSシリーズに授業支援プログラム公開

コメントする

なるほどそんなことができるんだ。パソコンルームでしかできないような教師と生徒のネット上の対話がDSを使って普通教室でできるんだね。

これはヒットするかもしれない。生徒はこんな端末が好きだしね。普段授業に乗ってこない生徒でも喜んで参加するかもしれない。

教師の方だって生徒の反応を確かめながら授業できるメリットがある。発言できずにじっとだまっている生徒の進み具合だってわかるかもしれない。

任天堂、DS「ニンテンドーDS教室」
小・中・高等学校向け授業支援システムを開発
6月9日 発表

任天堂株式会社は、ニンテンドーDSシリーズ用小・中・高等学校向け授業支援システム「ニンテンドーDS教室」を開発した。販売は、シャープシステムプロダクト。シャープシステムプロダクトは、教材コンテンツの作成とシステムの設置・サポートも担当する。

「ニンテンドーDS教室」は、教師のパソコンと生徒のDSを無線LAN(Wi-Fi)で接続することにより、教師と生徒がインタラクティブに授業を進められるシステム。教師が与えた問題に対する生徒からの解答を一覧で確認できるなど、学習の進捗状況の把握にも役立つ。またシャープシステムプロダクトより提供されるコンテンツに加え、教師自身が独自にコンテンツを作成して活用することもできる。

本システムは、6月17日、18日の2日間大阪で開催される「New Education Expo 2009」や、8月5日から7日にかけて東京で開催される「e-Learning WORLD」などに出展。来年度からの導入に向けて具体的な推進が進められる。

なお任天堂は「ニンテンドーDS教室」について、「昨今、DSと市販教育系ソフトによる効果を検証する実験が教育機関で行なわれるなど、教育という分野でもDSの可能性が注目されている。そこで、ゲーム制作の基本としている使いやすさのノウハウを活かし、より使い勝手のよいシステムとして開発・提供することにした」としている。

スタートするスクール・ニューディール

コメントする

確かに各教室に大型液晶ディスプレイが欲しいな。パソコンで編集した動画をipodで持ち歩き、必要な時さっと生徒に見せる。こんなことができるんだったら、「スクール・ニューディール」大賛成です。

スクール・ニューディール

2009年5月21日0時40分

政府の追加経済対策には、世間の注目を集めるエコポイント制度などのほか、目立たないが「スクール・ニューディール」と呼ばれる政策も盛り込まれている。

これは、全国に約3万5千校ある公立の小中学校に対し、今後3年程度で、耐震化工事や太陽光発電システム設置、地上波デジタルテレビの導入、IT環境の整備などを進めていこうというものだ。

一般的に学校は、災害時には地域の避難場所になることが多い。耐震化に加え、太陽光システムを置くことで非常用電源も備えることになり、災害対策としても有効である。

こうしたハード面での巨額投資を、教育改革というソフト面での効果に、より積極的に結びつける考え方はできないであろうか。

例えば、太陽光システムを活用し、低炭素化社会の実現へ向けた個人の努力の大切さを教える環境教育を実施する。また、発電の仕組みをわかりやすく解説することで理科への興味を喚起する。

さらに、黒板の代わりに、パソコンと接続されたプロジェクターとスクリーンを活用した授業のIT化などで、より多角的な教育ができる。

英国や韓国など教育のIT先進国では、すでにパソコンとプロジェクターを使った授業が普及。教師は様々なソフトで授業を進めているという。インターネットで海外の学校と連携した語学、国際化教育を実施することなども考えられる。

こうした改革には、教える側の意識やスキル面をはじめとして、多くの課題があることは事実だ。しかし、せっかくの巨額投資を、単なる箱物投資で終わらせないためにも、一考の価値があると思う。(H)

過去の投稿へ

フォロー

Get every new post delivered to your Inbox.