銃乱射はアメリカの専売特許ではなかった。ドイツで起こった悲惨な銃乱射事件を報じたCNNのニュースです。犯人は中退した17歳の少年。殺害された15人のなかには生徒とともに教師も3人含まれています。

独学校で乱射、犯人は元生徒で射殺される 15人死亡と
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ドイツの学校で起きた乱射事件で逃走の犯人を捜索する警官

(CNN) ドイツ南部にあるウィネンデン町の学校で現地時間の11日午前9時半ごろ、迷彩の戦闘服姿の男が侵入しいきなり乱射、地元警察によると15人が死亡、複数が負傷した。重傷者もいる。犠牲者には教師3人、生徒9人が含まれる。

捜査当局によると、犯人は17歳の同校の元生徒で、犯行後に逃走、警察が同町を封鎖し、ヘリコプターなどを出動させて行方を追い、学校から約15キロ離れた地点で見付け、射殺した。

犯行の動機は不明。乱射は同校の2教室で約2分間続き、学校から逃走する際にさらに殺害したとの情報がある。車を奪い、運転者らを人質に、町の中心部の方向へ逃走していた。複数の武器で武装していたとの情報がある。

事件を受け、同学校の生徒は避難した。当時、約1000人が在校していた。学校は技術系で、中学校に相当するという。

人口が約2万8000人のウィネンデン町は、シュツットガルトから北東へ約20キロ離れている。

ドイツでは2002年4月、東部エアフルトの中高一貫校のギムナジウムで、短銃などで武装した男が乱入し、教師らに向かって銃を乱射し、教師14人と生徒2人が死亡、数人が負傷する事件もあった。容疑者は警官を射殺した後、自殺している。この事件などを受け、ドイツ内では学校の警備の在り方が議論されたが、今回の惨事で再燃しそうだ。