待機児童が各地で激増しているんだね。ベビーカーはグッドイデア。目立つよね、きっと。こういうニュースが伝わって、全国で若い父親や母親が立ち上がると国の雰囲気も少しは変わるかも知れないね。

「保育園増やせ!」ママやパパ、渋谷でベビーカーデモ

2009年4月6日

「保育園を増やせー」「待機児童をなくせー」。ベビーカーを押したパパやママら75人が5日、東京・渋谷の繁華街をデモ行進し、保育施策の充実を訴えた。

父親の育児を支援するNPO法人ファザーリング・ジャパンが企画した。東京都文京区から参加した保育士の澤田圭司さん(29)は、3歳の上の子が自宅から30分離れた保育園に入れたものの、0歳の下の子はどこにも入れず、「保育ママ」に預けることに。「預かってくれるのは午後5時までなので、妻は勤務をパートに切り替えた。収入的に厳しくなる」と話す。

台東区の会社員加藤丈晴さん(43)は育児休業を取って昨年11月に復職するつもりだったが、1歳の息子が保育園に入れず、やむなく育休を延長。妻が仕事を休むなどして3カ月間しのぎ、4月にやっと入園できた。「親同士がつながって保育の受け皿づくりに向けて行動しないと」

厚生労働省の調べでは、認可保育園に入りたくても入れない待機児童は、昨年10月時点で4万184人と前年に比べて9%増えた。不況や共働き世帯の増加を背景に、今春の入園申込数は東京都杉並区で前年比30%増、横浜市で同17%増などで、待機児童数はさらに増える見込みだ。